2008年5月22日(木) 【地方自治経営学会】 | ||
本日は、第44回平成20年度地方自治経営学会研究大会。 地方自治経営学会は、24年前に設立された学術団体ですが、この春に、議会事務局を通じて案内があるまで、存在すら知りませんでした。http://www.chihojichikeiei.jp/m_tokushoku.html あくまで、学術団体であり、頂戴した情報で、会として政治的にいかに動くかということはありません。会としての統一見解を求められていないようですし、与野党の主張が入り交じっている感じで、非常におもしろくあります。 今回のテーマは、『明日の地方の方向を問う 地方財政、地域再生、限界集落』ということで、全国から、地方議員が700人以上集まり、岡山県議会からも、10人近く参加していたようです。 私は、最前列かぶりつきで聴いていて、我が党の議員を見掛けていませんが、他の議員が、皆、どこに泊まられているかとか、どうやって上京したのか、いつ帰られるのかも、全く関心がありません。 「皆、自由だ〜!!」 ともあれ、私は、今日明日、食事以外は、朝9時過ぎから、午後4時、5時まで、軟禁状態になって、2日間で、14時間以上講義を受け続けております。 今日も、午後7時半現在、疲れてしまい、どこに行こうとも思っておりません。 政治経済学部政治学科卒で、政治学士のはずですが、これだけの時間、寄席で落語を聞き続けたことはありますが、キャンパスで、政治の講義を受けた記憶が全くありません。 しかも、自ら好んで、最前列でなど。 しかし、基本的には、内容があるなら、講義を受けること自体は、決して嫌いではなく、ちょっと幸せです。 初日の今日は、やや散漫な印象を受けましたが、西川一誠福井県知事、嘉田由紀子滋賀県知事、森雅志富山市長、石原信雄・元内閣官房副長官、福岡政行白鴎大学教授などの話をまとめて(休憩5分の連続講座は、死にそうですが)拝聴できて、ある種の興奮状態にあります。 三位一体改革の問題点が露呈する中で、特に、地方の財政問題に議論は集中して、結局は、地方消費税の増額を見越した消費税値上げか、行財政改革・公務員改革を徹底して財源を捻出するかという、次期総理総裁のイスを巡る、麻生・与謝野 VS中川に、かぶる話になっていきます。 一方で、道州制については、真の地方分権の阻害要因、あるいは、国からの権限移譲が県規模では行えないよという、格好の言い訳を与えているという指摘もありました。 さらに、サミット成功後、夏には、我が党の総裁選挙、新内閣が誕生して、秋の民主党代表選挙、総選挙は、来春?の可能性もあるという感じです。 明日は、片山善博前鳥取県知事や栗山町議会議長の講演などもあり、これらを全てまとめて、議長へ派遣報告として提出しなくてはいけないと思うと、内容が豊富すぎて、報告書作成に倍する時間がかかるだろうなぁ、と頭がクラクラしないでもありません。 過去の派遣の報告書は、膨大な量がたまってきており、いずれホームページで公開して、皆様にご覧頂けるようにと考えております。せっかく書くので、オンブズマンさんだけに御覧頂くのも・・。 ところで、朝からの講義でしたので、昨夕上京して、昨夜から、いわゆるウイークリーマンションに泊まっていますが、まるで、大学時代の下宿のようです。明後日朝には帰岡のプチ単身赴任のような感じでもあります。 東京は、どこでも、立ち食いそばが食べられて、ダイエットにも良いです。 特に、都電荒川線が近くを走り、名作『ピンクのカーテン』で、美保純が、「立ってる立ってる」と言ったサンシャイン60が近くに建っていて、こういう東京のちょっと下町っぽい風情は、非常に好きです。ここなら、やっていけるな!と思ってしまう、小池代議士の選挙区のようです。 なんとか、明日は、荒川線で、日暮里に行って、「舎人ライナー」に乗ろうと目論んでいます。もちろん、「鉄ちゃん」の息子に威張るためです。 | ||
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