2008年5月19日(月) 【県民局支局再編】

 午後からは、妙に風が強く、夕刻には天気が崩れてきました。
 本日は、まずは委員長会議。

 常任委員会と特別委員会について、行政の機構に沿う縦割りが、常任なら、重大テーマを横に連絡するのが特別委員会であり、執行部の資料が、焼き回しにならないようにという当たり前のことを申し上げました。

 必ずしも、常任委員会に提出されない詳細な資料が、機動的に提出されることが、特別の意味であり、端的には、総務と行革委員会がお互いに拘束されることはないと言うことです。

 また、参考人招致の方法についても確認しました。執行部側に質問するだけが委員会ではありませんから、場合によっては、委員会に、議長名で、参考人をお呼びすることもある、考えてみれば、これも当然のことであり、お互いに主観混じりの机上の空論をぶつけ合っても、埒があかないときもあります。


 次に、総務委員会。所管が広いので、執行部側に、なんと約40名。報告事項、協議事項の整理、議事進行だけでも、俗に、「さばき」と言いますが、委員長は、いよいよ、こりゃたいへんだなと思いました。


 本日の総務委員会では、第三次行財政改革の中で、特に、県民局・支局の再編が問題に。支局は、地域庁舎として残りますが、どんな権限が残るかは、いまだ明確になっていません。
 コスト削減の名の下に、防災の面でも、地域間格差が広がる象徴になりかねない面もあり、慎重な議論が必要です。

 保健所の在り方や、岡山市の政令指定都市化も絡んできます。秋までの山が、この県民局支局再編問題で、秋からは、今年は、多くの施設で、指定管理者制度の指定期間満了の年であることから、指定管理者制度をめぐる問題が紛糾しそうです。

 さらに、試験研究機関にも外部評価が行われます。
 森づくり県民税も、一応の期間が終わります。

 これに加えて、倉敷チボリ公園の問題は、ここ2ヶ月がヤマ。

 よほど綿密に事前に準備しておかないと、県民の皆様に評価頂ける答を出すための委員会が持たんな、と、気が引き締まる思いです。

 月並みな表現ですが、これは、やりがいがあります。

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