2008年5月13日(火) 【己自身の誇りのために】 | ||
今朝は、岡山駅前で、自民党青年部局街頭演説。 いわゆるガソリン税の問題と後期高齢者医療制度の問題は、避けて通れるはずもなく、苦しい街頭演説活動が続きます。昨年の夏の参議院選挙敗北以来、少なくとも、自民党的には、事態は好転していません。ただ、一方で、これ以上の悪材料は、何が出てくるのだろう?という、底打ち感もあります。 本日は、1月の新テロ対策特別措置法以来、参院否決の法案・改正道路整備費財源特例法を衆院で再可決。揮発油税と石油ガス税の道路特定財源は、2008年度以降も、10年間維持する内容ですが、午前の閣議では、道路特定財源を来年度から全額一般財源化する基本方針を閣議決定・・・分かり難いです。 いずれにせよ、明日には、約7000億円の地方道路整備臨時交付金の都道府県別配分額が、内示され、地方は感謝・・・・・?。 一方、今日の知事定例会見は、いつにも増して、重要な内容を含んでいます。 予定通り、岡山空港内の「救援物資備蓄センター」に備蓄している救援物資を、公設国際貢献大学校(新見市)の国際救援ボランティア組織=「ももたろう国際救援隊」を通じ、ミャンマーの被災地に提供します。中国の被災地への支援についても、対応がなされると思います。 さらに、明日開催予定のチボリインターナショナル社の取締役会について、「一部の取締役が示す完全民営化案も議論されるものと考えている」が、「否定するものではないが、県の支援や関与を受けずに安定経営ができるのか、公園用地の確保や県と倉敷市の出資金をどうするのか、前提とするチボリ・インターナショナル社との再契約が可能なのか、多くの課題がある」と改めて強調した、とのこと。 「5月下旬の取締役会で最終的な方向を打ち出せるよう最善を尽くす」とのことで、少なくとも、明日は、新倉敷市長がまだ就任していないのですから、倉敷市は、動きようがないでしょう。岡山県議会総務委員会も、機動的に招集はしますが、昨年度のような、開催しても空振りは、ご容赦頂きたいのが本音です。 また、2月に岡山県の前観光物産課長が、懲戒免職となった映画「釣りバカ日誌18」岡山支援委員会の不正経理問題について、「不適切な事務処理で関係者や県民に心配や迷惑を掛けた。おわび申し上げる」と改めて陳謝したとのこと。 この問題は、まずは、ここまででしょう。 本日はその後、御依頼受けに、岡山市国公立幼稚園PTA新旧役員会。前年度会長で顧問ですが、いわば旧役員12人全員顧問体制を取り、私自身、役員会は、最初と最後だけのキセル出席。 ひとつには、やはり、政治関係者が、こういう役職を長く続けるべきではないという思いもありました。なによりも、区間走者が一生懸命走って、次にバトンを渡したら、あとは、見守るのが責務。後ろからこっそり支えれば良いことです。 己の肩書き自体に、意味はありません。肩書きイコール誇りではありません。全ては、子ども達のため。 その後、ある総会。この後も、ある業界の総会がありますが、大切なのは、誇りです。 どの世界も厳しい状況になっていますが、最後の最後まで決して譲れないのは、現場で汗や涙を流す方の誇りです。 ご縁を頂いて、顧問という立場を頂いて、むしろ、苦しみを背負い込んで、頭を抱えることになることも多いのですが、誇りをかけて共に戦う仲間でありたい、そのように思っています。 業界や団体の利益のための族議員と言うほどの利権など、今の時代にありません。また、それを求められてもいません。 誰もが、誰かに評価されるのではなく、己自身の誇りのために、精一杯頑張っています。 | ||
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