2008年4月10日(水)
【ローカル・マニフェスト選挙】

 小学校の入学式は、新入生にとっては、幼稚園の卒園式の日も雨でしたから、なんとかぐっと天気も耐えてくれて良かったです。
 3期目の当選をさせて頂き、春が来て良かったなぁとじみじみ感じた2年生の息子の入学式が、昨年のことなのに、遠い昔のような不思議な感じです。どんどん子どもは、でかくなるので。

 それにしても、来賓紹介で、「おめでとうございます!!」と言うと、「ありがとうございます!」と、かわいらしい声で、20回以上も、けなげに答えてくれるのは、小学生まで。最初に紹介されることが多いので、こっちも気合いを入れるのですが、高校生に至っては、会釈もないのです。
 自分のことを思い出しても、そりゃまぁそうだわな。

 それでも、今日は、地元小学校には、県教育委員長や、ももっちや、警察署長まで来られて、毎月10日の挨拶運動のスタートのいわばデモンストレーション。
 新入生の素直さが、少しでも長く続きますように。笑顔で挨拶は、本当に大切です。まず、大人から実践しないと。


 話はがらり変わりますが、時々忘れそうにもなるので、深い反省と自覚が必要なのですが、私は、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の監事です。ホームページを開いていないのも実にまずいなとも思いますし、不良役員と言わざるを得ません。
http://www.local-manifesto.jp/gikaigiin/representative/index.html

 もはや、マニフェストは、特に、国政選挙や首長選挙では標準装備になりつつありますが、ローカル・マニフェスト推進首長連盟というものもあり、県内の首長では、会員は、石井知事と古市倉敷市長だけです。

 そういうこともあり、今回の倉敷市長選挙において、現職は、ローカル・マニフェストを既に明確に掲げています。

 詳細は控えますが、この中に、「放課後児童クラブの小学校6年生までの受け入れ」、「乳幼児医療費助成=無料化を小学校6年生まで」、「小学校低学年から順次30人学級を実現」というものがあります。
 長寿医療制度の問題もありますが、子育て世代への支援が少なかったのは事実で、少子高齢化の時代、高齢者の方への予算がこっちに回ってきたというのではない形で、子ども達への支援が増えるのは、大歓迎です。

 正直なところ、倉敷チボリ公園については、これはもう非常に思うところがありますが、今回の子育て支援策のマニフェストについては、これが実現できたら、間違いなく、日本一というほど、先駆的な内容です。
 マニフェスト全体としても、非常に良くできていると思います。

 候補者の方々が、それぞれどのようなマニフェストを掲げておらるかは存じ上げませんが、20日告示の倉敷市長選挙が、本格的なローカル・マニフェスト選挙=政策論争になるのか、注目したいところです。


 一方で、そう言えば、石井知事は、前回の選挙の際に、マニフェストとおぼしきものを掲げられたような気がしますが、検証をしないといけません。


 ところで、マニフェストを掲げても、執行権のない議員としてできることには限界がありますが、私は、敢えて「公約」として、「議員定数削減」を訴えています。したがって、その賛同を頂いたものとして動いているわけです。

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