2008年2月26日(火) 【起案中】

 今日と明日は、いきなり議会は休会日。

 昭和11年2月26日は、2.26事件。昭和のどこかで、妻も生まれたようですが、いつの今日だか存じませぬ。


 一般質問が出来るようになったため、やや慌てていないでもありません。新聞の切り抜き等を整理しながら、質問を起案せねばならないのに、どうしてもよそ事に精を出すのは、学生時代からの定期考査の時と同じ。


 昼のライオンズクラブの例会では、中央児童相談所所長のお話。児童虐待の現状について。昨年のX’masに、一時保護施設に、遊具を送らさせて頂いたご縁です。

 プライバシーの問題もあり、児童虐待の具体的事案が例示できず、子ども達が遊具で遊ぶ写真も、もちろん見せれませんし、何よりも、シェルターの位置すら示せない制約がありましたが、やはり、事態は深刻さが増しています。
 聞いていて、本当に苦しくなります。

 ライオンズは、人知れずこっそりと陰徳を積むというよりも、アクティビティという形で、啓発していくのですが、今回のようなプレゼントは良いことだと思います。

 社会には、守ってくれる人もいるということが、就学前の子ども達に、伝わるかどうか分かりませんが、せめて、子ども達の笑顔のために、一番できることです。


 ところで、質問を考えるにつけても、平成14年に、「外部人材の登用」と、諸手を挙げて、大喜びしていた知事が、謝罪するに到った今回の前観光物産課長の不祥事?とされる事件。

 それでも、特定の一個人の特別な事案として、これをコンプライアンスの問題に矮小化して、行政が今後も、民間という異分子を排除する言い訳にしたり、萎縮したりすることの方を私は恐れています。
 結局、行政が、失敗を恐れて、何もしなくなるだけじゃないのか。あるいは、協働の相手を締め付けるだけになるんじゃないのか。
 やはり、民間人は、最後まで、いわゆる典型的な役人にならなかったし、純粋で清廉潔白な行政から見ると不審者?

 やはり、どう言われても、私は信じていたいのです。その時に、その人がいるからこそ、その場所に、咲く花があるんだよ。

 むしろ、行政の何がいけないのか?今後、同じように、フィルムコミッションの活動ができるのか?今だからこそ、本音を聞きたいものです。

 間違いはあったのですが、私は、根本を信じています。


 昔、『スター誕生』でデビューした豊田清が、『青春Part1』という歌で、「何もしなければ 道に迷うこともないと思うけど 何もしないでいたら 僕は 石になるだろう・・・」と、歌っています。

 超マイナーですが、中学時代に好きで、時々口ずさんでいます。

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