2008年2月21日(木) 【きっつい一日】

とって返して、産業労働警察委員会。

 「釣りバカ日誌」招致に伴う、前観光物産課長のロケ支援委員会の支援金着服?による懲戒免職処分の報告と、そに対する部長の謝罪は、少なからずショックでした。
 「Say it ain't so(嘘だと言ってよ)」、シューレス・ジョー。

 誤解を恐れずに言えば、私は、この課長と懇意でしたし、行政プロパーでなく、民間から、知事が直接引っ張ってきた方だけに、行政マンの枠を大きく越えた機動性について、ある意味、尊敬も感心もするところがありました。
 仲間内の異業種勉強会に、講師として、お招きしたこともありますし、様々な会合で御一緒することも多くありました。

 私は今でも、民間ならある接待のようなことに使い、決して個人的に着服したのではない、と信じていたい気持ちが強くあります。
 ましてや、インドとの交流や、幾つもの注目の映画ロケ誘致など、この課長がいたからこそ出来たこと、評価すべきことが確かにある、ある意味で、出すぎた杭が打たれたわけでもないですが、行政が、能力を使い切れなかったことが残念でもあります。

 いずれにせよ、事実ならば、限りなく悲しい事件です。
 164万円の使途不明に代え難い未来があったはずですが、残念で、残念でなりません。


 ともあれ、事実上は、課長以上の知事に近い、幹部職員の不祥事とあれば、石井県政には、大きなダメージです。

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