2008年2月21日(木) 【チボリ全員協議会】

 その後、県議会全員協議会で、倉敷チボリ公園の運営会社のチボリ・ジャパン社、坂口社長と伊原木副会長をお招きして、意見を伺いました。

 明確な御意見に、個人的には、侠気を感じましたが、議員からは、厳しい質問が相次ぎました。
 思えば、こういった会が遅きに失した感があり、最後の最後に、知事の判断に、下駄を預けるまで、我々議会は動けなかったのだろうか?と、悔やまれてなりません。


 私は、「税金投入を止め完全撤退説」には立っていません。あとは、野となれ山となれ、あるいは、地主のクラボウに丸投げで委ねますということには反対ですから、坂口社長のお考えには、あるいは、近いものがあると思います。

 3月の取締役会で結果が示される議員アンケートについては、公的施設(公園部分)のみ残し、県が離れて第三セクターでなくなったチボリ・ジャパン社が管理(指定管理)。その部分については、倉敷市と岡山県で、財政負担しても構わないのではないか(年間1億円程度)と、答えています。
 これは従来と変わっていません。

 公園部分以外は、民間が自由にやれば良く、それが、TJ社によるものなのかどうかは、行政が関知するところではないと思います。完全民間企業のTJ社が、絡めば良いなとは思いますが。

 ともあれ、ボールは完全に、知事の手に戻りました。

 いずれにせよ、全てが遅きに失しているように思います。

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