2008年2月15日(金) 【オーバーラン】

 ともかく、根回し調整が必要な案件が多かったため、今朝は、朝一で議会に。

 岡山市長、市議会議長、副議長が、県議会議長などに政令指定都市移行の意見書採択の要請。正式な御挨拶であり、政令市が付託事件となっている我が行財政改革・道州制等特別委員会でも、総務委員会と並んで、意見書を議員発議したいと思います。
 ともかく、白鳥の水面下を見せることなく、美しく意見書を採択したい旨を市長にも申し上げました。


 議員総会では、議員報酬の引き続きの7%カットの確認、さらに、知事4選出馬希望の党としての対応についてなど。


 午前は産業労働警察委員会。
 「きらめき岡山創成ファンド」が、目玉事業で、超精密生産技術「ミクロものづくり」に焦点を当て、事業化に向けた研究開発と、岡山ならではの特徴ある地域産業資源の発掘とそれらを活用した新商品・新サービスの開発・販売支援のため、助成が行われます。
 障害者の雇用促進を目指す県立高等技術専門校の愛称は、「ハレ(晴れ)テク」に。51人以上の事業所の法定雇用率は、1.87%ですが、県内は、07年6月現在1.74%と全国平均を上回っていますが、まだ課題があります。



 昼には、再び、議員総会。
 要は、党再生プロジェクトの「臥薪嘗胆」の実働部隊、アクションプランの必要性が確認されました。
 個人的には、機動的に青年部局で動いているので、できることは、少しずつ実行します。


 さらに、政務調査会では、代表質問打ち合わせ。
 今回は、総花的な質問ではなく、中山間地の振興についてなどは、焦点が絞れた良問です。逆に、一般質問の分野は広がったと考えるべきべきかもしれません。今後のひとつの方向だと思います。



 そこからダブルヘッダーで、行財政改革・道州制等特別委員会。倉敷チボリ公園一点に絞りましたが、激論になり、途中敢えて休憩を挟みました。

 ところで、今朝の定例記者会見で、石井知事は、「現在での形での公園形態は12月末までとし、その後は、地主のクラボウによる独自開発の中で施設が活用されるよう要請するほかない」と述べられたようです。
 いきなり方向を示しましたが、これは、2月定例会冒頭に言うべき内容で、10日後で良かったのでは?

 これは、しかし、オーバーラン発言では?内容もさることながら、いきなりプレス発表する手法がひどいです。

 我々は、議会として、坂口社長を招聘して、委員会以上の全体協議会でお話を伺おうと検討を始めたところでした。


 15日に委員会があり、知事は、同時刻に定例記者会見をするのを通例としていますが、今までしばしば、議会への報告前に、プレス発表されて、議会軽視と問題になっています。

 我々の午後の委員会では、ダブルヘッダーで、昼休みのニュースを見る余裕すらなかったこともあり、午前中のこの知事の言葉を委員の誰もが知らず、また、執行部も、報告をせぬままだったので、この言葉がないものとして、私は委員会運営しました。あの激論は、なんだったの・・・・?・・・無駄。


 今まで、特別委員会を今日のように臨時招集してきましたが、山陽新聞夕刊に、ここまで、でかでか出て、さすがに、今度という今度は、ぷっつん切れました。・・・・ひどすぎる。

 18日も、行財政改革・道州制等特別委員会。冒頭、苦言を言わないと委員会が持ちません。

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