2007年12月26日(水) 【SOMEDAY】

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 TVで、小田和正と佐野元春が、デュエットで『SOMEDAY』を歌う姿に喜んだ翌朝は、児童相談所の緊急一時保護施設に、友人と、岡山LCが先日寄贈させて頂いた、滑り台と砂場を造りに行きました。なにしろ、公開できない場所にあり、我が子が、使わなくなったおもちゃや、三輪車も持って、こっそりと参りました。

 よもや、そこまで手がかかると思ってもおらず、職員の方に手伝って頂くことになり、結局、ワイワイと1時間半。子ども達に、上から頑張れ〜!!と励まされながら、ちょっと殺風景だった運動場にカラフルな遊具が設置できました。
 ただ、砂場の砂をどこかで調達しなくては・・・・・。

 我が子にはサンタがやってきましたが、あるいは、サンタが来ない子ども達が、入れ替わりで、常時15人を下ることがないほどいます。ちょっとしたX’masプレゼントになったかなと思いますが、きっと今まで泣き顔だらけだった、かわいい笑顔を観ると本当に胸が痛みます。
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 一方で、犯罪被害者支援と保護観察というひとつのテーマにもぶち当たりました。

 保護司の職務の中に、被害者支援も含まれる流れにあり、保護観察所にも、被害者保護担当窓口も出来ていますが、本来は、加害者の更生保護のための仕組みですから、マジンガーZの阿修羅男爵ではないですが、相矛盾した要請に、保護司が苦しむ可能性があります。

 特に、民間の被害者支援団体と保護司制度の関係というのは、どこかで連携・調整が必要で、また、双方のプライバシー保護という問題も絡んできて、行政の被害者支援の窓口も、保護司制度への一定の理解がないと、結局は、心ある民間ボランティアの中で、将来的に課題が、発生するように思います。

 今回の薬害訴訟の中でも、被害者支援に関心が高まっており、それはそれで非常によいことなのですが、更生保護制度への認識も同時に高まっていって欲しいものです。

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 午後から、倉敷へ。非常に重要な案件。

 詳細は控えますが、人生には何度か、自分ならではの仕事が回ってくるのだと思います。
 艱難辛苦といえども、その時代に、その場所で、その人にだけ、託される仕事というものがあります。それが、いよいよ人生の終盤になって、まさに最後の大仕事として与えられたら、私は、それはむしろ、幸せな事だと思います。

 若気の至りのような、ビギナーズラックに近い大仕事を時として、2〜30才代がなすこともあるかもしれませんが、覚悟を決め、大仕事をなすのは、60才代後半以降かもしれません。
 金も、名誉も、官位も、異性も要らぬ、ただこのことを成し遂げて死ぬのだと決めたときの輝きは、若いだけよりも、遙かに重厚に激しく輝くことがあることを今日痛感しました。ロマンを感じます。かっこええなぁ・・・。

 意外に、4〜50才代のほうが、家庭や子どものこともあり、守勢に入っているのかも。うーん、甘いかもな・・・。


 ともあれ、「この状況」が、楽しい!!というのが、羨ましい?です。
 わし、25年後に、こんな、おっさんに、なれるかなぁ・・・・?

 『手遅れと言われても、口笛で答えてたあの頃・・・誰にも従わず、傷の手当てもせず・・・ただ・・・』・・『SOMEDAY』に、年は関係ないです。

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