2007年11月29日(木)【白熱の12月議会を前に】

 今年最後の議会は、政令指定都市・チボリ議会です。今議会は、一般質問が可能なため、原稿の起案をせねばならないのに、試験期間中に、ドカベンを読み始めるようないつものパターンに。


 本日、古市倉敷市長は、公園事業は岡山県主導の事業であり、あくまでも県が主体となって今後の方針を決めるべきとしながら、完全民営化も含めて検討すべきだとの考えを示されました。
 ごもっともなことだと思います。

 岡山市議会11月定例会は、昨日開会致しましたが、県議会は、12月定例会として、来週月曜日から。明日は、政令指定都市に絡んで、岡山市選出の県議会議員と市長はじめ市幹部との懇談会があるため、今日も各所に連絡、様々に意見調整。
 性格でしょう。緊急事態や切迫した状態は、本当に楽しいです。


 区割りについては、全く権限はありませんが、3区に拘らず、市民・地域の意見を最大限尊重するという「条件付き賛成」という私のスタンスも決めました。
 また、権限・財源については、当面、最大限、こちらの条件を呑んで頂きたいというのは、県議会議員として、当然です。県からお願いした訳ではありませんし、財政破綻しそうなのは、県も同じですから。あとは、岡山市民としての血に、呼びかけて欲しいもの。


 それにしても、選挙区となる区割りを巡る一連の過程において、議員の性格というのが本当によく分かりました。いわゆる人間性です。さらには、岡山市の政令指定都市化に賭ける思いも、非常によく理解できました。結局、貴方は自分の選挙のことだけなんだね、あるいは、高みの見物で批評だけだね、としらけることもありましたが、実に勉強になります。

 個人的には、区役所は、旧御津町役場、旧瀬戸町役場、旧灘崎町役場で、総合調整を本庁が行うというのが、本来の政令指定都市になるための広域合併においては、地域間格差、過疎地を作らない最善の策だと考えますが、そうした運動を地域が起こしても良かったのです。
 いずれにせよ、ベストではないが、ベターを選ぶしかありません。


 ともあれ、私にとっては、岡山市を政令指定都市にすることが大義です。もはやフランケンシュタインのような状態になることすら辞さず、行くしかありません。
 なぜ行くか?それは、止められないからです。止まる方が、より死ぬのです。


 最近、よく亡くなられた門木県議のことを考えます。果たして、この場面で、若き門木県議なら、どう動かれたかな?大御所の門木県議なら、どう捌かれたかな?と考えると、ドタバタしているだけの自分のアホさに呆れます。

 政治がダイナミックに動いていて、今がすごく大切な時期だな、というのを肌で感じます。上手く乗り切りたいですが、それよりも、主導的、主体的に動くことが大事。誰かに委ねません。俺も、とことんやるんじゃ。

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