2007年10月19日(金)
【チボリは市民公園になる?】

 雨模様の一日で、すっきりしない御依頼事も多く、資産ゼロは、「その2704」の通りで説明も煩わしく、当再生プロジェクトチームの聞き取り調査は依頼の時点で怒られたり、民営化した郵便局は本当にたいへんそう(財政投融資の問題は、郵便局側の問題だったのか?)で、なにか愉快でもありません。
 政治は良い方向に行っているのかしら?自民党は、これから大丈夫なのかしら?


 本日、倉敷市長が石井知事を県庁に訪ねられ、倉敷チボリ公園の市民公園としての活用について、2者で会談を行いました。

 会談後のぶら下がりで、マスコミ各社が、情報を得ているでしょうから、報道がまちまちになる可能性もあり、かつ、当局の我が方への報告は、基本的には、25日の委員会で開示されるので、文言の詳細は、仁義として控えます。

 ただ、@市が主体となった市民公園を検討 A協議は、市と県が行い、必要に応じて、地権者やチボリジャパン社が加わり協議B大枠を年内に示す ことが確認されたとして良いと思われます。


 これは、規模や運営形態がいかなる形であれ、倉敷チボリ公園が、部分的にでも残すことを倉敷市が受けたと解釈するなら、一歩前進です。


 もっとも、呼びつけたわけではないのですが、名称が使えなくなったので当初の目的を果たせなくなったと県が切り捨てる公園の尻ぬぐいを倉敷市が無理矢理させられた、あるいは、県の無言の要求を飲まされた、としかとれないという見方もある思います。

 少なくとも、詫びや依頼を県がすれば、それが、何億円の話になって跳ね返るという状況は分かりますが、県から倉敷市に、頭を下げたお願いには、間違いなくなっておらず、相手方からすれば、屈辱的な扱いではなかったか?という気がしないでもありません。

 元県議の市長が、いわゆるケツをまくらずに耐えられたことは非常に立派だと思います。そこには、チボリや街への深い愛情があるからでしょう。
 逆に、そうまでチボリは、お荷物なのか?と、最期を看取るだけの愛情すら感じられない県側の手法に、冷淡さを感じるという声も上がるかもしれません。
 必要なのは、政治的かけひきだったのでしょうか?


 いずれにせよ、どういう結果になっても、腹を割った話し合いが出来ないこの一連の過程において、多くの県議会議員が割り切れない感情を持ってしまったことは、今後様々な場面で影響を及ぼすように思います。非常に残念です。

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