2007年9月26日(水)【私はチボリの森を残したい】

 本日は朝一で、障害児・者の文化芸術活動というテーマを頂戴しました。国体と障スポがあるなら、平成22年の国民文化祭の際には、この岡山に、そういった方々のアートが百花繚乱咲かないか。嬉々として、腰を据えて、動きます。


 産業労働警察委員会では、10月1日から導入される中小企業向け融資制度の改正として、責任共有制度についての報告。

 信用保証協会の保証制度が、原則として融資額に対しての80%に減額。それに伴い、基準保証料率が引き下げられ、代位弁済となった場合は、金融機関が残りの融資額の20%を負担するということですが、全体の4割は、全部保証の小口零細企業保証制度という新制度に対応した「小口零細資金」で対応。

 中小企業の融資実行及び融資後の適切な経営支援強化という大名目ですが、何か非常に微妙なものを感じます。円滑に融資が行われるかを注視します。


 昨日に続いて、本日も、倉敷チボリ公園検討委員会。昨日もマスコミが多かったですが、島津副知事、企画振興部長をお招きして意見交換ということで、クローズ。参加議員は、昨日よりも多かったように思います。
 それにしても、先の参議院選挙敗戦からこのかた、我が党も、本当に風通しが良いです。

 私も、昨日に引き続き、発言させて頂きましたが、まずは、チボリの森を残したいのが大前提であることを言い、ガス抜きとは言いませんが、敢えて、指定管理者制度を導入する県民・市民公園から市民公園に政策大転換する際に、議会への働きかけがなかった点を問題にし、車の両輪として県民に共同責任を負う議会に、十分な情報開示がないままに、連帯保証の判をつかせるような方法は、残念である旨を申し上げました。

 そして、倉敷市に知事が行かれる流れ自体は、そうかなと思うが、そこまでの手続きをきちんと踏んでいないのが問題だと申しました。

 ここから先の話は、トータルで言うと、非常に政治的ですが、大人の相互理解とも言うべき、希有なふれ合いがある素晴らしい会であったのかな、と思います。こういう会は重要です。本音が出ると、ぐっと近づいた感があります。実に味わい深い会でした。

 なかなか自民党という党も、深いものがあるな、と、感心しました。最近、我が党も、良いなぁ。しかし、「KY」では、議員は務まらないと、最近特に思います。

 ともあれ、明後日の倉敷市議会有志への説明で、県幹部は、まず間違いなくボコボコにされるでしょうが、当然です。しかし、せめて、我々自民党県議会議員の有志は、その労を労い、優しく受け止めたいものです。


 いずれにせよ、はっきりしているのは、これまで通りの税金投入はすべきではないというのが総論で、その上で、なんとか、縮小してでも、公園を残せないかという雰囲気もある、ということです。

 チボリ交渉決裂直後に書いた『公園部分を残し、柵を取り、出入り自由の事実上の県民市民公園にし、オールドコペンハーゲンの街並みは、ショッピングモール(アウトレットモールで良いわけですが)として残し、その他の建物の類は、駅から歩いて1分の抜群の立地条件の、しかも、広大な庭園(大観覧車あり)つきの高層マンションにすべきではないか』というのは、今後の有力説になりうるものだと思います。

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