2007年9月23日(日) 【文化の秋】 | ||
朝の空は、すっかり秋の雲。いよいよ本日午後には、県内自民投票の結果を受けた総裁選挙投票に、県連代表3人が上京されますが、今朝の新聞各紙には、比例配分で、岡山の党員投票分は、2:1の予測先行報道。まだ正式な発表は、されていないのですが・・・。
うらじゃで燃えた桃太郎まつりの秋の部、おかやま国際音楽祭が始まっています。その出演者の人脈等を見ても、高谷市長の意向が色濃く出ています。ある意味、倉敷チボリ公園の取り組みが、岡山市に活きているわけですが、音楽文化で、岡山を発信するのは、非常に良いことだと思います。 先日、ルネスホールで観た芝居で、寺山修司的な芝居小屋あるいは劇場として、ルネスが、演劇の殿堂にもなりうる可能性を感じましたが、禁酒会館の雰囲気ひとつとっても、出石から城下にかけても、ギャラリーの集積を見ても、後楽園・烏城界隈を中心に、品格ある岡山の文化度は、もっともっと、上がっていく可能性があるように思います。 端的には、政令指定都市に相応しい、街中に、なにげに、文化の香りがする、そんな街にしていきたいものです。 一方で、倉敷チボリ公園については、考えられる最悪のスケジュールは、12月解約通知。チボリの名称が使えなくなる来年12月で閉園。再来年6月までに更地にしてする撤収というものですが、行政が税金を無駄に投入してきた単なるレジャー施設としてしかチボリが見えないなら、それこそ文化の貧困です。 実は、倉敷チボリ公園に、あまり行ったことがない人の発想ではないでしょうか。 白壁の街と並んで、全国に冠たる倉敷の文化や品格をいかに守り、作っていくのか、更地にして、駅前に広大なバッタの天国を作るという発想自体、いささか乱暴ではないかと思えてならない文化の秋です。 今、天満屋地下タウン(アートスペース)で、私もたいへんにお世話になっているビルマ戦史会小田敦己さんが、『戦没者慰霊展』を開催されています。 一兵士の悲惨ビルマ戦線実体験ということで、19万人のご英霊が散華されたビルマ戦線を写真や地図や証言で、生々しく、ありのまま、若い世代にも伝えられたいという思いが込められています。 もちろん、先の大戦を風化させない、その根幹には、戦友への鎮魂があり、世界平和への強い強い思いがあられます。 どうか一人でも多くの皆様にご来場頂ければ幸いです。 期間は、明日(月・振休)まで。午前9時から午後7時30分。 | ||
Copyright (c) 2007 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp |