2007年8月30日(木)
【倉敷チボリ公園の今後について】

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 今朝は、穏やかな雨の中、自民党青年部局の恒例の街頭演説を駅前で。ついに弁士が青年局長の私一人になってしまいましたが、昨日の党活性化私案の内容も含めて、1時間話し続けました。
 大切なのは、自民党が動いている事を皆様にお示しすることで、同じ場所で1週間後に行います。定着するまで紆余曲折はありますが、やり続けます。

 党の行事として、「あさかぜ」を動かす党職員の方に感謝ですし、春の選挙の序盤戦選挙を手伝ってくれた大学生のY君も夏休みの帰省で、街宣から一日帯同してくれて、頼もしい限り。

 なお、私案は、明日の新県連体制スタートとなる県連総務会及び選挙対策委員会合同会議にも資料の一部として添付されますが、できることから具体化していきたいと思います。
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 議員志望のY君の手前もあり、地方議員のお仕事ぶりを示さなくてはいけず、終日妙に忙しかったのですが、特に、行財政改革・道州制等特別委員会は、モニター視聴のY君もびっくりの盛り上がり。

 実に委員会運営に骨が折れますが、付託事件も、倉敷チボリ公園、岡山市の政令指定都市化、道州制等々ホットな話題が多く、委員長としては、本当にやりがいがあります。

 ただ、詳細はお伝えしにくいのですが、委員会では、昨夜の会合が報われたような、いないようなで、本日中間まとめが出た政令指定都市の区割り審議会の3区案への反対から、そもそも論まで遡るような過激な発言もありました。

 なにより、国県道に係る県債の償還に対する岡山市の負担についての区割り議論以上のヤマがこれからあり、想像通りの前途多難な行程が、いよいよ現実の不安となってきました。

 9月定例会も、委員長報告があり、立場上、3区案についてなど言及しにくい面もありますが、少なくとも、大きな方向性を見失うことがないように、それ以前に、ご理解と共感を頂きながら、気運を高めていく努力をもっと積極的に行う必要を感じます。

 表現は不適切かもしれませんが、まさに、高谷市長の政治手腕にかかっています。

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 本日の委員会で、委員長としてお願いした「倉敷チボリ公園事業に係る県支出について」の資料により、18年度まで、県が倉敷チボリ公園事業に支出した額は下記の通り。
 この数値を御覧頂いて、どういうご感想をお持ちでしょうか?

 精算すれば、更地への取り壊しに、10億円はかかると言われており、おそらく全く資産は残りません。既に損益計上されているかもしれない大口出資者リストの公開を求めていますが、これは叶っていません。株主代表訴訟も無いとも言えません。

 倉敷チボリ公園の今後について、今年末までに大枠が、今年度末までに方針が示される予定ですが、見通しは、必ずしも明るくありません。正直なところ、涙が出そうな気持ちになります。

 なお、倉敷チボリ公園10周年記念事業は、9月29日、30日。備中県民局主催の様々なイベントに、岡山県民に限り、入園料、パスポートが半額になります。


1 建設費  161億4000万円(6年度〜9年度)
 (1)建設費  148億4100万円
                (基盤整備費、建築・設備工事費等)
 (2)開業前費用 12億9900万円
                (開業前地代、移転補償費等)
2 出資金   20億円(元年度、6年度)
3 地代    52億7900万円(9年7月〜18年度)
   ・地代総額の約8割
   ・地代は3年毎に改定
4 事業費補助 72億2500万円
   ・文化的実施事業、花と緑と水辺の空間提供事業等に対す
    る補助
     9年度〜13年度 46億円
    14年度〜18年度 26億2500万円
5 アンデルセンシアターの運営委託等  7億400万円
                         (14年度〜18年度)
   ・アンデルセンシアターの賃貸料、運営委託料、図書室整
    備費
6 「倉敷チボリ公園の利用を促進する会」活動助成 4500万円
                         (14年度〜18年度)
   ・啓発普及事業、利用促進事業等に対する補助

計1〜6   313億9300万円

※さらに隣接の駐車場に、約28億円(土地・建物)

〈参考:無利子融資〉
○貸付額 35億円
○貸付期間 平成6年度〜平成20年度 ※単年度貸付による

〈参考:チボリジャパン社の18年度決算状況等〉
○資本金        160億9000万円
○当期純損失       24億4000万円
○繰越利益剰余金 △138億円(=累積損失)
○純資産         22億9000万円

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