2006年11月1日(水)
【お父さんは良いね、お気楽で】

 夜にある会社の創業100周年記念のパーティーがありました。会場のホテルが、阪神タイガースの宿舎であることから、とりあえずサイン用の色紙は持っていきました・・・・。


 JC同年卒の方の社長就任披露も兼ねており、同世代の方々が丁度社長交代の時期?ということもあり、社会を支える実働部隊の世代として、いわゆる男盛り、働き盛りであることを実感します。

 佐藤陶器店は、現在も続いていれば、100年を優に超える老舗ではありましたが、25年以上前にたたんでいますし、もとより、私は次男ですから、会社を継ぐということはありませんでした。
 今日のように100周年を迎える会社を作っていく努力や、それを背負っていくことのプレッシャーは、私の想像を遙かに超えたたいへんなものなのだと思います。

 私の場合は、ある意味、無手勝流の創業者のようで、しかし、これからいかに安定経営するかという過渡期にあります。もっとも、議員は、家業ではありませんから、継がせる理由もなく、我が子は我が子で背負うものはなく、自由にやればよろしい。
 議員は、職業なのか?今も、悩んでいるところですが、間違いなく、プロでないといけません。


 ところで、特別職公務員だの非常勤だの言われても、我々議員も、つまりは、公務員で、寝ていようが、議会に出ようが出まいが、発言しようがしまいが、4年間は、報酬や期末手当が入るという恵まれた立場にあります。

 もっとも、選挙に通ったら、4年間が確保されるのと、公務員試験に通ったら、一生が確保されるなら、悪いことは言いません、公務員試験に通ることが安定の最善策です。


 ただ、安定したら、人間は、お気楽になります。

 我が家では、息子が、「お父さんは良いね、お気楽で。」と確か4歳の時に言って、びっくりしたことがあります。
 親が言うのも何ですが、幼稚園でも、ことさら、我が子は、お気楽に見えますが・・。

 いずれにせよ、必ず4年に一度ある選挙で、あたふたするようでは、いわば毎日が選挙に晒されている経営者の皆様に、申し訳が立ちません。タイトロープの上に、常に立っていないと、議員をすべきではないのかも。


 なにより、明日が確実にあるお気楽な立場では、明日を迎えるために戦うお気楽でない人のことが、本質的に分からないかもしれません。
 要は、その問題が、生き死にかどうか?というのが、自分がタイトロープの上にいないと、ピンと来ないということもあるのですが、行政は、どうでしょうか?

 そういう意味では、事実上立派な政治活動を展開し、組織内候補も擁立するほどの労組もあるわけですから、行政職員の方々には、ストも認めますが、解雇もありますよ、という時期も近づいているのかも・・・・。

 もちろん、私は、県庁職員の方々をクビにしたいわけでもないし、その優秀さを認めた上で、しかし、根本的な感覚的なズレを埋められないことが往々にしてあり、実は、それに苦しめられることが多々あります。

 民間が、その対応なら、クビか倒産・・・。その対応ができるのは、安定して、お気楽だからかも・・・。

 都合が良いときは、行政は、利益を追求しないサービス業ですからと言いますが、PFIだろうが指定管理者制度だろうが、民間がからむコスト削減については、非常に厳しいというのがどうもなぁ・・・。

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