2006年4月28日(金)
【全国都市緑化フェア基本構想素案】

 本日は、事実上は最後の生活環境保健福祉委員会。岡山市竹原の貸倉庫の硫酸ピッチの廃棄(保管?)について、県の基幹税である軽油引取税に関する脱法(脱税)行為であり、一義的には岡山市と県警の所管とはいえ、尋常な量ではなく、排出事業者が特定できるかも不明で、最終的に処理する際には、県の支援も必要ではないかと申しました。他に、24時間保育園の安全体制確立の支援のお願いも。

 その後、議員総会に、青年部局役員会。答を出す桜の頃とは、醍醐桜のことであったかと思いつつ、「選挙区」について。ご指摘を頂いているように、当事者である議員が決めるのに限界もあるような気もします。とは言うものの、選挙の前哨戦とも言えるまさに議員の身分そのものに関する議論。それぞれに立場や事情があり、おもしろおかしく書き立てるべき事でもありません。
 ただ、私は、岡山市第一選挙区について、事実上の減員をすべきであるという立場であり、守旧派と言われる理由もありません。

 一方、土木委員会では、平成21年開催の全国都市緑化フェアの基本構想素案が示されました。岡山市と共同で開催するもので、春または秋の60日間、メイン会場を岡山市西大寺地区、サブ会場を岡山城・後楽園等とし、約80万人の入場者を見込むとのこと。
 議会内では、無駄な大型事業として批判的な声もありますが、来年19年の生涯学習フェスティバル、21年の全国都市緑化フェア、22年の国民文化祭と続いて行くこと自体は、悪いこととは思いません。全てを是非とも成功させたいところ。
 ただそうした事業の中で、産業・観光振興、交通施策はもちろん、環境や福祉についてもしっかりと加味する、一石なん鳥にも効果が出る知恵が必要です。チボリ公園支援もそうですが、それだけの費用があるなら、こんなにもできることがある、という声は厳粛に受け止めなくてはいけません。

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