2004年7月26日(月) 【地方振興局再編】

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 本日の常任委員会では、地方振興局の再編案が示されました。
 来年4月までに、現在の9つの地方振興局を廃止。備前、備中、美作の3つの「県民局」に再編。問題は、県民局の場所。

 また、21年4月までは、6つの地方振興局は、県民局の「支局」として残り、その後は、「事務所」に。人員削減は、約350人ですが、その数的根拠も不明で、行財政改革の象徴として、いかほどの効果があるかを含めて、さらなる議論が必要です。
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 おかげさまで、昨日、不惑の40歳になりました。3日間は、日本JCのサマーコンファレンス出席のため、暑い中、横浜と新宿と埼玉を行ったり来たりしておりましたが、40歳までの青年会議所のラストイヤーに、暖かく祝って頂けて、非常に嬉しゅうございました。

 昨日は、夕方に帰岡後、3つの夏祭りにお邪魔させて頂き、我らが、桃太郎少年合唱団とレーゲンスブルク合唱団のワールドワイドな混声合唱も聴くことができた上に、由緒ある天神町の甚九郎稲荷の抽選では、折り畳み自転車が当たりました!
 人生後半、快調な滑り出しです。

 20歳からの20年というのは、波瀾万丈でありましたが、ここからのUターンの20年は、まさに、人生の集大成。「責任世代」として、中枢を担い、社会に、いかに安定的に還元させて頂けるのか、気持ちも新たに頑張って参ります。

 あるいは、いつ死んでも、もう不思議ではない、そういう覚悟も持っていたいと思います。もはや、「若さ」を売りにも、言い訳にもしません。



 本日は、文教委員会、ダイジェスト版のように、一番の話題は、地方振興局の再編です。ただ、我が委員会としては、むしろ、郡部の教育委員会を保管する教育事務所が再編に伴ってどう動くかということですが、市町村合併の同行と相俟って、結論は秋に持ち越しです。

 ただ、個人的には、第三次行財政改革の最大の目標ではありましたが、県民生活にいかに影響するのか、地方主権の時代に、基礎的自治体である市町村にとって、「地方振興局」から「県民局」になって、どう役に立つのか、具体的にわからないところがあります。

 また、議決機関たる議会サイドからすれば、いわば、県が、独自の予算要求システムに乗った3ブロックに分かれて、それぞれの地域の政策形成過程において、協働委員会も設置するということで、いかような影響があるかも読み切れません。

 大山鳴動してネズミが出たのか、地方主権、道州制への序章になるのか、いずれにせよ、県民の皆様のパブリックコメントも募集するとのことですから、少なくとも、生活実感に、ピンと来るような説明が必要だと思います。


 また、県政の中期計画たる先般の「新世紀夢づくりプラン」がいきなり見直し。どうも、前回の常任委員会の議論が反映された節がありません。


 議会的にいうと、「第三次行財政改革『大綱』」にしても、「新世紀夢づくり『プラン』」にしても、我々は、「協議」はしまいたが、「議決」していません。
 要するに、正式な意味での民主的コントロールが係っていない、行政執行上の自己目標にすぎないのです。

 適正なる民意を反映する議会制民主主義復権のために、私は、こういった基本計画や中期計画、実施計画は、議会の議決事項にすべきだと思います。
 「お上」のやられることに、恐る恐るご意見を申し上げる組織ではないのですから。


 午後には、議員有志の「さわらの会」で、鰆の空弁(空港売りの弁当)の試食。魚偏に、スプリングと書いて、鰆ですが、ふ化してすぐに、動物性プランクトンを食べず、いきなり魚食(マダイ、ヒラメのふ化仔魚)、おまけに共食いまでするため、量産がやや難しい魚のようです。


 その後、議員総会。話題は、参議院選挙後の我が党のこと。
 頑張れ、青年部・局!!という感じも。

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