2004年4月4日(日) 【行財政改革の祖・山田方谷】

 夜桜見物には幾分冷え込んでいますが、今宵の月は実に美しい月です。花見やら、お参りやら、ガーデニングフェスタやら、あちらこちらとお邪魔するうちに、いつのまにやら夜になっているような一日でした。
 午後からは、少し晴れて、良かったです。


 さて、先日来の石井十次に加えて、ここに来て、岡山の偉人として、注目が集まっているのが、山田方谷です。
 参考ttp://ftown.boo.jp/takahashi/houkoku/


 県議会では、平成7年以降、しばしば本会議の壇上に上がっており、倉敷市・都窪郡選出の小田圭一県議は、特に熱い思いを持っておられ、2月定例会では、知事のいわゆる所信表明演説にも、方谷の思いが取上げられました。

 山田方谷と言えば、備中松山藩の財政危機を救い、藩政改革を成し遂げた財政家で、未曾有の財政危機の折り、その偉業が、全国から注目されています。
 とは言うものの、以外に地元で知られていないのかも?

 岡山県も、全国的に見ても、かなり厳しい第三次の行財政改革に取り組んでいますが、まさに、郷土の歴史の中にある方谷の政策が、冗談抜きで、今、全国の行財政改革の参考になるというのです。

 領民(国民)を富ませることが、国を富ませ、活力を生むという哲学のもと、山田方谷の7大政策は、

@産業振興 ・新しい時代の潮流に乗った産業政策
A負債整理 ・緻密な返済計画策定・実行
B藩札刷新 ・信用のなくなった旧藩札焼却、新藩札発行
C上下節約 ・藩士の穀禄を減ずる
D民政刷新改革 ・凶作に備え領内40ヵ所に貯倉設置
E教育改革 ・学問所、教諭所、寺子屋、家塾など75ヵ所
F軍制改革 ・近代的な銃陣、新式砲術の採用

というもので、まさに、現代の行政改革プログラムの見出しのようです。


 さる筋より転送依頼があり、下記の企画を紹介させて頂きます。私も、一聴衆としてお邪魔させて頂く予定です。
 特に、小野晋也代議士がコーディネーターという事で、これもまた楽しみです。

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 下記の内容で、山田方谷先生シンポジウムが開催されますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

             山田方谷先生シンポジウム実行委員会
                       事務局長 松下英雄

 さて、このたび当委員会では来年山田方谷先生生誕200年を迎えることを記念して「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」というテーマで次のようなシンポジウムを開催する運びとなりました。

 方谷先生の郷土への熱い思い、姿勢一環の生涯に触れ、それを自らの問題としてとらえ直し「己を尽くす」心意気を発信していく機会にしていきたいと考えております。
 多数の皆様のご出席をお待ちしております。

1.テーマ : 「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」
2.主 催 : 山田方谷先生シンポジウム実行委員会
         (高梁地域づくり交流会 TEL 0866-22-2091)
3.日 時 : 平成16年4月11日(日)
               午後3時〜午後6時(入場無料)
4.会 場 : 高梁文化交流館 中ホール(最大300名収容)
            高梁市原田北町1212

【プログラム】

午後2時    開場
午後2時40分 アトラクション(岡山県立高梁高等学校合唱部)
午後3時  開会 実行委員会より(シンポジウムの趣意について)
        来賓のことば
午後3時20分
       基調講演 講師 吉備国際大学教授 矢吹邦彦 先生
         演題「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」
午後4時20分 休憩
午後4時30分 パネルディスカッション
        コーディネーター
         小野 晋也氏(OAKTRE主催者・新居浜市)
        パネラー
         野島 透 氏(『山田方谷に学ぶ財政改革』著者)
        網本 善光氏(山田方谷に学ぶ会)
        石井 亮作氏(方谷マニアックス・サイト管理者)
         上米良 光一郎氏(NHK岡山放送局ディレクター)
          順不同
午後6時 閉会

後援 高梁市・高梁市教育委員会・高梁商工会議所、高梁方谷会、
     山田方谷を学ぶ会、高梁幕末を知ろう会 他

返信
「4/11・山田方谷先生シンポジウム」に
  出席     欠席
氏名
Eメール  tacci@kibi.ne.jp
ttp://www.optic.or.jp/takahashi-cci/
    高梁商工会議所 総務課 遠藤

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