2004年3月5日(金) 【公用車について】 | ||
本日は、20回目の一般質問。
お忙しい中、多くの方に傍聴にお越し頂きまして本当にありがとうございました。 今日中庭の池のブラックバスは、少し有名になりました。 略 ひっかかると言えば、最近議員の駐車場が、庁舎の耐震構造工事で縮小されたため、議会棟からは少し離れた本庁の地下に、順番で、駐車しているわけですが、ここに、30台以上の黒い高級車が、ずらっと並んでいること。 サンダーバード2号のコンテナ格納庫か。 その高級車に、誰が乗るといっても、部長以上だと推察します。あるいは、それに1年でも乗るのが、職員の方の夢かもしれません。おそらく限られた方しか乗ることはできないのでしょう。 私どもも、TV出演のための放送局までの移動などで、時々、乗ることがありますが、頼むから、平和町北部町内会には入らないで下さい、と申しております。町内の方に見られること自体が、なにかもう非常に後ろめたい気がするので。 5年も気付かなかったのが迂闊でしたが、いわゆる執行部が使う公用車が、なぜ、当時、こういった高級車で、しかも大量にある必要があったのでしょう。 もちろん、地元で生産された車両を購入すること自体は、理解できなくもないですが、部長が乗る車は、こういうクラスだ、と思えた当時の感覚が、ちょっとわからないのです。 こういうのに、税金払うのって、私は、かなり嫌な感じです。 5000人規模と言えば大会社ですが、しかし、どこの上場会社が、これだけの高級社用車と運転技術員を待機させているでしょうか。 このあたりからして、民間の感覚すると、完全にずれているのだと思います。 民間企業なんとかサービス部長が、運転手付の黒塗りの車で、お客様のもとにお邪魔できるでしょうか。取締役と名がつけば、当然黒塗りの車でしょうか。 もしも、県庁でなく、本来の公への奉仕、サービスを旨とする岡山県サービスセンターであったら、お客様である県民の皆様のところにお邪魔するのに、黒塗りの高級車で、出掛けられるものでしょうか。 うーん。 私は、知人から譲って頂いたロゴに乗っているから、やっかんでいるわけではありません。小回りが利いて良いのです。チャイルドシートは、乗ってますが、私は気に入っているのです。 何か、非常に妙だなぁ、という感じは、私の中ではするのですが、私が、おかしいのでしょうか? これは、多分、逢沢代議士が、自動車は、機動性重視で、スポーツタイプの小型車で駆け回っておられ、それをずっと運転させて頂いていたのと比べてしまう、というのもあります。 ちなみに、東京でも、公用車がなければ、当時は、廃車寸前の車に乗っておられました。 もっとも、副大臣には、本当は、もう少し立派な大型車に乗って頂きたい気はしております。秘書時代には、車を本当に度々へこませた私が申し上げられる立場にはないのですが。 それでも、有権者の方に対するそれが逢沢代議士の「思い」なのだと思います。私は、本当に大切なことだと思います。 もちろん、現在、乗っておられる方や自動車そのものを責められるものではありませんけれど、それ自体がどうというよりも、そういうことをお互いが許してきた今までの感覚が、これからは通用しなくなる、そう思います。 昼間は、上で駐車場への長い列ができているのに、地下では、高級車が、ずらっと鎮座ましますというのは、どうなんでしょう。 もちろん、だからと言って廃車はできないですが、なんかなぁ・・。 | ||
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