2003年12月12日(金) 【外郭団体】

 本日は、行政改革国体等特別委員会。

 国体関係では、夏季国体の開会式薄暮開催に続き、閉会式が廃止の方向に。
 そもそも今までが、水泳選手の表彰式にあわせていたということで、さらなる簡素化が、岡山大会に前倒しして、実施されます。

 国体開会式に、どういう形であれ、「うらじゃ」が入りそうな流れで、私も、プッシュ、プッシュですが、国体総予算が、約350億円で、うちソフトが、88億円と言われていたのは、ずいぶん前のことで、どんどん切りつめられていきます。

 ただ、総参加者数15%カットを打ち出しても、競技団体によっては、非常に難しいということもあるようです。

 そう言えば、国体の年の議長は、誰でしょう?


 行革については、後半戦は、外郭団体の審査。

 塩漬け土地の問題をどうするのかという岡山県土地開発公社。

 来年4月からブルーライン無料化、18年4月からは、水玉ブリッジライン無料化、さらには、岡南大橋の早期無料化が検討され、存続自体が問題になる岡山県道路公社。

 大胆な値下げに関わらず、閑古鳥で賑う吉備高原団地、グリーンテラス郡など、分譲団地の販売促進を進める一方で、新規開発から撤退。実は、法が整えば、将来的には、解散・整理したい岡山県住宅供給公社。

 右肩上がりの経済で、日本列島改造論の頃に、それぞれの外郭団体は、政策的意図があって作られたわけですが、どう考えても、県の施策そのものの見通しに問題があったと言わざるを得ません。
 身動きの取れない状況の中で、県と外郭団体の間で、我々の税金が行ったり来たりして、雲散霧消しています。


 私はローンは組めませんので買えませんが、県関係者で、例えば、分譲住宅を強制的にでも買わなければ、まずいんじゃないか、という気がするくらい、なにか明るい日差しが指してきません。
 しかし、誰のせいかというと、よくわからないというのが、非常に恐い仕組みです。
 そういうのが、外郭団体なのかも。


 ところで、今日は、自動車事故に絡んで、被害者の方と交通事故相談所への相談2件。

 加害者は、生活保護受給者の方で、乗ってはいけないはずの自動車に乗り交通事故。あるいは、35歳以上の限定があるのに27才の方が乗車して事故。
 しかも、対応が不誠実・・・。

 なにか、余裕のない世の中で、昔なら避けられていたはずのようなトラブルが絶えないようです。景気や教育や世相を大きく反映しています。
 皆様も、くれぐれも心にゆとりを持って運転を!!

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