2003年10月31日(金) 【森林保全税説明会】

 森林保全税について、岡山県議会は、事前審査制をとっているため、11月末からの定例会よりも前に、事実上の審議がなされ、方向が決まります。

 私自身反対の方向は微動だにしませんが、今まで、知事与党を自認し、一枚岩の自民党の中で、行政の施策に、議員が個人で、まともに反対するという例がなく、やりようによっては、革命的な事件になります。

 逆に、なんで、今まで、行政の施策を寄って集って丸呑みしてきたんでしょう?そっちの方が、わしから言わせたらおかしいわい。全知全能の神様が相手ではないのですから、違うと思えば、堂々と反対すれば良いのです。
 NEW自民党で、行きましょい!!


 一人二人反対が出て良いものも、党議拘束があって従ってきたわけですが、私は、造反をするのでもなく、賛成する議員をとやかく言うのでもなく、なんでもかんでも反対だと言うのでもなく、単に、私が、今回の行政の一施策に反対です、と言っているだけなのです。

 それの何がいかんのか?多数決には従うというのですから、意見が違ってても良いではないですか。それすら認められないということにはならないでしょう。

 なにしろ、最近の自民党は、少し違うのです。中央の変化は、地方に波及します。それは、肌で感じます。
 これが、堂々と言えるのですから。


 本日も、選挙活動の傍ら、先輩議員と、「どこまでするか」の相談。「佐藤は、言い出したら、どうせ言うことを聞かない」と周囲から認知されておるようで(これは名誉なことです。)、端から私には、懐柔もないようなので、場合によっては、一人になるかもしれませんが・・。
 エヘン。エヘン。


 私にとって大切なのは、議員同士のもたれあいではなく、きちんとした政策論争をした上で、半代表として、県民の皆様の思いに加えて、なによりも、議員としての己自身の良識に適うかどうかということです。

 森林保全税の目的ではなく、追加課税という方法がいけないと、方法論を問題にしているのですから、私がたとえこれに反対しても、優秀な職員の方が、「あぁ、そういう意見もあるんだな」で、「佐藤の言うことは、今後、絶対に聞かん」と決意するほど、レベルが低いわけがありません。

 いわんや、議員においておや。



 なお、森林保全税の説明会、岡山会場は、下記の通り。

 11月8日(土) 午後3時〜4時30分
            ウイズセンター(NTTクレドビル17階)
  申込み:zeimu@pref.okayama.jp
  参照 http://pref.pkayama.jp/somu/zeimu/sinzeiiken.htm

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