2003年10月11日(金)
【第三次行財政改革大綱(案)発表】

       ☆☆☆☆☆☆いよいよ解散総選挙突入です☆☆☆☆☆☆

 ついに、本日、県政の今年度の目玉である「第三次行財政改革大綱(案)」が、示されました。「−創造のための改革ー」と副題がついています。
 鳴り物入りで登場という感じですが、内容は、かなり刺激的です。

 推進委員会や特別委員会の提言のどこをどう踏まえたのかは、わかりませんが、数値目標が示されました。

 16年度から20年度までの5年間を推進期間とし、特に、18年度までの3年間を財政改革集中取組期間とします。


 すでに漏れ伝えられていた現在9局ある地方振興局の再編は、17年4月までに、3ないしは4局へ。出先機関の統廃合に加えて、職員定数も、5年間で、550人(10.6%)の「純減」を図ります。

 そして、私が、「三位一体の削減」と名付けた内容は、
 @ 3年間で、公共事業30%削減
 A 3年間で、一般行政施策費10%削減
 B 独自の給与カットで、人件費削減
 と、いうものです。

 聖域なき削減であるため、例えば、各種団体への既存の補助金削減も予測されます。


 ただ、個人的には、9月定例会で、雇用対策に、数値目標を設定すべきであると申し上げましたが、30%、10%「削減」という数字は、景気の「気」に水を差すには、十分すぎるものだと思います。
 「構造改革なくして成長なし」、ともかく、削減は削減です。

 企業に元気になって頂いて、法人税収入を上げる施策を打つ、あるいは、公共事業で、景気を刺激するような時代は過ぎたということでしょうか。

 いかにお金を循環させるかが、経済だと思いますが、なにか、いよいよ詰まった感じです。

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