2001年4月2日(月) 【チボリ公園刷新】

 本日午後から、「その384」の6月24日投票の東京都議選挙の応援で、呼ばれてもいないのに勝手に応援に上京します。早坂さんにとっては、とんだ迷惑ですが、駅前の夕立、朝立(・・・)に、加わります。ただのおせっかいで、本当にありがた迷惑かもな、と思いつつ、なんとなく自分の気がおさまらないのです。
 都議選挙は、前回4年前、なぜか新進党と民主党候補に2週間ほど隠密業務として応援に入ったことがあります。

 今晩と明朝のJR荻窪駅前に、なぜか私はいるので、見かけたら声をかけて下さい。明日昼過ぎには、帰岡します。個人的に、久しぶりにどうしても寄りたいところもあるので、ちょっくら行って参ります。


 ところで、下記のような、皆様そりゃそうだ、と思われるご意見を頂きました。・・・・・
さて、チボリ公園の河合社長が責任をとってやめるという事が昨日新聞に載っておりましたが、まさか県の給与体系で退職金も多額の金額が支払われる。なんて事はないんでしょうね。まさか数千万、数億円、なんて、???。民間では会社の内容が悪い時には社長は報酬無し、が当たり前です。そう役員は給与、でなく報酬なのです。会社が儲かっている時には成功報酬として多額の報酬をとればいい。誰も何もいいません。ただ赤字が続いている中、2000万もの報酬を得ている、しかもその財源が県費の補助が出ているとしたら、県民はおこりますよ。
 今、再建の最中の伊藤商事の社長は無報酬で働いているそうです。それが当たり前なんです。会社の経営なんて事は。・・・・・・・・


 端的に言えば、やはり、日産のゴーンなみに、民間の新社長は、いかれるのではないか、4月19日の臨時株主総会に注目といったところです。

 ご案内の通り、「装置産業」は、初期投資が膨大で、減価償却の手続きが取られ、開業数年間は、赤字になります。具体的に、チボリ公園の場合は、7年で単年度赤字解消。20年で、累積赤字解消という計画でした。

 この段でいくと、11年度末の収支見込上の累積赤字は、48億円だったところ、実は、26億円の赤字で済んでいたのです。
 ただ、昨年度入場者200万人の予定が、195万人。なにより一人当たりの消費単価が、5300円の設定が、4000円台に、一挙に単年度赤字が20億円。今までの、「黒字」を吹き飛ばし、さらにUSJ開園で、大ダメージ必至。
 そこに、民間社長の登場という図式です。

 要するに、これ以上赤字を増やさないために、手を打つのは、そうは言っても、早かったといえなくもありません。新社長は、聞くところによると無報酬とか。200万人を150万人の来客見込みに変え、大胆なリストラを行われるものと思います。

 問題の現社長の退職金ですが、実は、情報公開の対象ではありません。株主総会では、役員報酬は一括して出されますが、株主総会で仮に議案提出され、まず通るか、通ったとして、それを受け取るか、ちょっとわかりません。

 いずれにせよ、注目は4月19日。いまや「テーマパークの再生王」とお呼びしたい新社長の豪腕に、岡山県民の期待が、集まります。

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