2012年6月28日(木) | ||
【社会保障は安定するのか?】 | ||
曇天の本日は朝一で、浦安で街宣。正直なところ、久方ぶりの昨晩の飲酒で、頭痛・・・。
ともかく、内尾グラウンドのことで、気分は、水平線のはるか下におりますが、それでも、一方で、明日のために進めていることもあります。今に見とれや。 本日は、総務委員会。 国に対する提案事項について、「社会保障の安定財源確保」について問いました。 今回の社会保障と税の一体改革(改革?=消費税増税)の中では、社会保障の目的に絞られた地方消費税引き上げもあるわけですが、それが、どれだけの効果があるのか。 実際のところは、一般財源総額の増額がされないと意味が無いですし、なによりも、給付を抑える(例えば、不適正な生活保護の給付という意味で)ことができなければ、持続可能な社会保障制度には、なりません。 今年、65歳以上になられる昭和22年生まれの方は、全国で、約220万人、今年の成人が、120万人、今年生まれる子供が、100万人という状況で、どうやっても、日本の社会保障そのものは、かなり厳しいのですが・・・。 なによりも、消費税引き上げに際して、経済状況や低所得者に配慮するということがあっても、徹底した行財政改革が行われているとは、とても思えません。 一方で、ここでにわかに出てきた特定広域連合の問題。 議会に対して道州制の議論すら説明できてもいないのに、6月1日に、中国地方知事会議で、設立に向けた準備を進めることを合意して、その後、引退表明する石井知事の手法そのものが、基本的に、間違っています。 しかし、例えば、経済産業局の移譲に、何の意味があるのか? 突き詰めれば、広域防災のような広域連合は、早急にすべきですが、要は、国家公務員の受け皿を地方が作らされるだけの「国製」特定広域連合を地方分権が進むとありがたがること自体が、心から情けないです。 午後には、JR伯備線新幹線化・フリーゲージトレイン導入促進三県議会議員協議会岡山側連絡会議。つまりは、中四国横断新幹線の建設促進と、その実現までの段階的な整備として、JR伯備線とJR瀬戸大橋線へのフリーゲージとレイン(軌間可変電車)の導入を促進するというものです。 実は、国の平成24年度予算では、前年比3.3倍の約62億円が措置され、平成34年度開業予定の九州新幹線・長崎ルートに初導入が決定し、北陸新幹線でも、導入が検討されています。 ただ、伯備線については・・・・。 夜には、総務委員会の懇談会。職員の方にとっては、間違いなく残業であり、こちらも、連日というわけには行かず、ノンアルコールで通しました。 平井堅=『Life Is…』 http://www.youtube.com/watch?v=PlXsM7sAH6k&feature=related | ||
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