2008年3月27日(木)
【Ruby技術拠点と地域WiFi空間】

 誰かにとって、そこに自分が存在する意味は必ずあると信じたいのですが、「殺すのは誰でもよかった。」と、突き落とされ、命を奪われたた県庁職員の無念を思うと私も悔しく思います。
 家族、特に、幼い子ども達にとっても、県庁にとっても、誰でも良い人ではなく、どうしても、必要な人だったのですから。合掌。


 一方、倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパンの取締役会が昨日行われましたが、現在の枠組みでの公園運営を今年末までとし、来年以降の会社の在り方を検討するために地主のクラボウと事前折衝を行うことが了承され、来年以降の公園の在り方や会社存続については、5月下旬開会予定の次回取締役会で協議されることになりました。

 株主総会までに答えが出ればということでしょうから、諸般の事情もあるのでしょうが、背景には、4月の倉敷市長選挙も全く関係していないとも言えないのではないでしょうか。加えて、秋の知事選挙にも、少なからず影響はあるでしょう。

 明日、行財政改革・道州制等特別委員会を臨時招集していますが、いかんせん、これでは、明日も議論は進みません。5月下旬となれば、議会も人事で、次年度の特別委員会員に委ねることになります。もっとも、人事のことですから、私が所管委員会から外れるとは限りません。


 本日は、福岡県主催の『新ふくおかIT戦略シンポジウム〜ITを活用した豊かで世界に開かれた福岡県づくり〜』に出席して、さきほど帰岡致しました。
 福岡県は、かなり早く、ギガビットハイウエイが整備され、情報先進県と言われていますが、よく考えると、情報先進県は、我が県も標榜していました。

 岡山情報ハイウエイ構想は、平成8年から、昨年1月には、「新おかやまIT戦略プログラム〜おかやまITイニシアティブ〜」という、セカンドステージの構想も発表していますが、ちょっと迫力がなくなってきた感もあります。ただ、日進月歩の世界だけに、私自身が、ついて行けていないという説も正しい!

 福岡県は、ユビキタス・ネットワーク社会の構築が、国際競争力の強化であり、ある意味、東京と勝負しているのですが、プログラミング言語の「Ruby」のソフトウェア技術拠点構想、特に、ハングルの国際観光都市を意識しながら地域WiFi空間を構築する「ふくおかWiFiプロジェクト」という施策は、これは、どういうこと?どうも、全国の諸都市で張り合っているようですが、さて、岡山は?
 詳細が理解できるとは全く思っていませんが、IT先進県の岡山が、国と連携しながら、県・市の施策は十分なのか?
 意味は十分に理解していないのですが、直感的に、大切なんじゃないかな、と思います。


 ところで、なんで、真っ直ぐこんなに早く帰ってきてしまったのでしょう?いずれにせよ、福岡で通用するものは世界に通用する!!と豪語する、あのノリが、一番大切なのだと思います。

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