2002年2月15日(金) | ||
【IT特別経済区(eトップ・エリア)】 | ||
本日は、常任委員会。当初予算の復活折衝の結果などが報告されましたが、同時に、IT特別経済区(eトップ・エリア)の創設の報告がありました。
岡山情報ハイウエイをはじめとする優位なIT環境を生かし、今後飛躍的な発展が見込まれるIT産業分野、特に、高速なネットワーク環境を生かしての活動が期待される情報サービス産業の分野において、岡山県がさらなる優位性を創出するため、特定の地域をIT特別経済区(eトップ・エリア)として、指定し、各種支援策を集中的に講じていくことで、IT関連企業を戦略的に集積させ、その波及効果により、岡山県経済全体の発展を目的とする、というものです。 知事の構想発表以来、その対象地域には、非常に関心が、あったのですが、大方の予想通りというか、下記の2地域が指定されます。 ひとつめは、「都市型集積エリア」。要するに、学区とは全く関係ありませんが、冗談抜きで、我が平和町北部町内会を中心としたような半径1キロmエリアの岡山市中心地区です。 いまひとつは、「研究開発型集積エリア」。要するに、毎度お馴染みの「岡山リサーチパーク地区」です。 これらの地域については、通信環境面での支援(アクセス回線経費補助、アップリンクの提供等)、資金面での支援(補助金・低金利融資等:ITベンチャー創出促進事業費補助金等)、施設面での支援(安価なオフィススペースの提供等:岡山インキュベーションセンターの整備等)、人材面の支援(経営相談、ビジネスマッチング:ビジネス・インキュベーション施設連携・活用推進事業等)、市場面での支援(需要の創出:デジタル・コンテンツ・ファーム創出事業、県民生活ITソリューション事業等)が、行われます。 私は、「都市型集積エリア」については、岡山市の進める「リットシティ構想」との整合性、及び、オニビジョン(CATV)との関係と、「研究開発型集積エリア」については、当地における産学官の連携の実現可能性について、質問させて頂きました。 「岡山市とは、協力ができつつあると聞いている」「インキュベーションセンターの中に産学連携室を4室設けることになる」という答弁には、いささか不安を覚えましたが、とにかく、やるからには、頑張っていきましょい、です。 さすがに中心市街地、「eトップ・エリア」のど真ん中!! ※なお、有志で下記の会を計画しています。参加ご希望の方は、ご返信下さい。 講師 岡山市情報政策部情報政策課 松田課長 演題 「リットシティ(情報水道構想)」 日時 2月20日(水)午後7時から 場所 午後7時〜8時 さんかく岡山(三丁目劇場横)会議室 ※ 情報水道が通っているので、実際に「それ」を見ます。 午後8時〜 ビジネスインキュベータ岡山(BIO)に移動 電話086−801−7739 ※ 課長を交えて意見交換 会費 無料 | ||
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