2010年3月12日(金) 【農業施策大転換】

 朝一で古新田で街宣して、今日は、農林水産委員会。
 今年度の委員会は、事実上これが最後ですが、私としては、来年度も、継続して、農林水産委員会所属を希望すると思います。奥が深く、政策も難しく、1年では、およそ理解が無理です。


 農地法の改正による遊休農地対策にしろ、創設された農地利用集積円滑化事業にしろ、かたや農業委員会がフル回転して、耕作放棄地が無くなり、かたや、農協や市町村や土地改良区が、円滑化団体になって、規模拡大を望む農家のため、農地の仲介事業を行う素晴らしい取組み。

 問題は、戸別所得補償制度との整合性や理想通り事が動くかですが、農業政策の大転換ではありますが、肝心の農家の方々は、新政権の施策の方向が、なにがなにやら分からず、翻弄されているのではないか?ちょっとそんな気がします。


 一方で、ノリ・カキ養殖業の生産状況についての報告。昨年度同様、身入りの良いカキは好調ですが、年末にいっぺんに色落ちし、苫田ダムの放流で、ノリの方は、なんとか持ち直しつつあります。

 栄養塩の不足は、雨不足や地球温暖化の影響や海が綺麗になった事など複合的な要因があるようですが、なぜ海に元気がないのか、専門的かつ広域的な連携で、システムの解明が期待されるところです。

 岡山銘木バンクの増殖した後継樹の譲渡の中に、奧迫川の大山桜のそれも含まれています。鎌倉のいちょうではないですが、樹齢何百年もの木は、地元の皆様の深い愛情で、そびえ立っているわけですから、桜守への支援も欲しいところです。


 午後から、免許の住所書き換えに、確定申告。毎年の事ながら、実に疲れます。
 それにしても、人事異動の前に渡りをつけとかんといけん事も多いです。年度替わりは、結局、例年5月まで仕事にならないのです。

 雨や雪の日に、頭の中でガンガンにかけて、街宣しております。
 馬場俊英=『夏の午後の長い坂道の途中で』
http://www.youtube.com/watch?v=RBT7sb49BQI&feature=fvw

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