2009年1月22日(木) 【『黄昏はまだ遠く』】

 すっきりしない雨の日ですが、自民党は大丈夫なのか?という声を古くからの自民党支持者の方々から伺うに付けても、非常に辛いものがあります。
 地方議員としては、為す術もなく・・・。


 理事を務める児童養護施設の理事会では、子ども達や本来であれば保護者である大人の現状を伺うに付け、いかにしたら、「負のスパイラル」を断ち切れるのか、頭を抱えます。

 子ども達は、いずれ独立して家庭を持たなくてはいけませんが、そのためには、学力の保障が必要ですが、激務へ優秀な職員の確保を含めて、やはり、お金がかかることです。

 また、政令指定都市になり、法人のみならず、施設の監査も、県民局から市へ移ります。継続と言うよりも、県以上の補助が打たれることが強く望まれますが、ともあれ、人的な県からの支援が今は大切です。

 それにしても、岡山市内において、いよいよ県の権限に基づく事務が減ってきます。地方主権には喜ぶべきことですが、どこかで、羽がもがれていくような切なさも感じています。


 昼から所用で水島に行ったのですが、市議会議員選挙の選挙カーに全くすれ違いませんでした。不思議。


 夕刻前から、明日の総務委員会に備えて、委員長レク。また、明日には、総額100億円規模の補正予算が上程される臨時議会が開催されます。

 問題は、財源や使い道ですが、十分な説明がないと、波乱要素を含んでおり、緊張感を持って明日に臨みます。

 しかし、景気対策の公共事業という視点からも、政令指定都市になることで、かえって、年度内に捌くような、市内での使い道に苦慮するような事態にもなりかねず、これまた、切ないものがあります。

 一定の雇用創出、経済効果が速攻で見込めるというと、やはり、箇所付けせずに細かく使うというのは、ひとつのやり方。もちろん、岡山、倉敷以上に、公共事業が、必要な地域が多いのも事実。
 ただ、財政危機の折りに、起債して、というのが、辛いです。


 それでも、『黄昏はまだ遠く』、結婚披露宴のキャンドルサービスの時に、BGMにした曲です。
http://jp.youtube.com/watch?v=x2yL_HkFdCc

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