2007年12月16日(日) 【公約違反・・・】

 今日は幾分あたたかで、町内の餅つき大会や、留学生との交流会などおだやかに忘年会の夜になりました。

 ただ、昨今の忘年会の話題は、事情を知る方からは、政令市移行とともに、お役が減る気の毒な県議会議員についてが多いです。同情されるようになったら、人間おしまいだと言いますが、そのようなとき、私は下記のように申します。

 「いや、私達も、広域的な調整とか、議会改革とか、やるべきことはあるんですよ。郡部は特に、県議は、重要ですしね。

 もちろん、政令指定都市になって、区割りをして、くじを引いて貼り付けになって、たいへんなんです。でも、次回選挙では公約通り、定数は減らしますから。議員が議員定数を削減すると主張するというのはいかがなものか?という声は、承知しておりますが、役割が減るのは事実ですし、なにより、行革を言うなら、こっちが、血を流さないと・・・。
 で、いずれ、県議会議員というのは、いなくなりますからね。だいたい県がなくなるんですよ。道州制ですね。そういう世論を創るのも、私達の役目ですね。

 道州制に夢があるとかないとかのレベルの話ではなくて、そうしないと、我が国は、持続不可能ですから。現状ではもう無理なんですから。放っておいたら、民滅んで官残る、だけですよ。キャリアは、絶対死なないですからね。頭、良いですから。

 やっぱり、県という組織は、基礎自治体が良くなって、国の出先機関の権限が降りてくれば、もう少し、広域で良いですね。発展的解消ですね。
 県や県議会を無くしていく、それが、ロマンなんですよ。

 で、いずれ道州制になれば、州議会が出来ますから、その時は、10万人に1人を選ぶ州議会議員の第1号になりたいんで・・・・。」と、言うことにしています。


 さらに言えば、
 「もう、右肩上がりの時代じゃないですからね。ここから先、100年かけて、我が国は人口を半分に減らすんですから。私達の世代に、大きな夢は、もてません。

 でもね、ここで責任世代として、ここで我々が決断しないとね、私達の子どもの世代に引き継げないですよ。高齢者の方の安心もないですよ。私達は、捨て石世代ですから・・・。」とも言います。


 そんなわけで、私の話は、ちっとも、おもしろくないですから・・・。自分で自分に言い聞かせているところもあれば、逆に、「その時代に、そこにしか咲かない花になろう」と決意を固めてもいます。



 ところで、最近、最もおもしろくないのは、昨今の「公約」をめぐる問題です。橋下弁護士もそうですが、前言撤回で、開き直るというのが、やはり、今年の世相の「偽」の象徴のように思います。せめて、詫びて欲しいです。

 下記は、『臥薪嘗胆』に付録される委員個人意見の草稿です。

 少なくとも、この夏の参議院選挙で、私は、私自身が責任が負えないので、国民年金の名寄せの問題等具体的なことは申しませんでしたが、公約として、現状が違反となりうるような表現は、誰の、いつの、とは特定できませんが、演説等であったと思います。
 ただ、最大限の努力の結果を心から詫びられたら、ここまであきれたような気持ちになっているかどうか・・・。

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 自民党は、本当に大丈夫なのだろうか?『臥薪嘗胆』の草稿をまとめている今ですら、むしろ、その疑問は、増幅されています。

 7・29大敗を受けて、こうして、地方の自民党が捲土重来を誓い、再生しようと努力してもがいている中、今になってどうして、あの夏の国民年金の「公約」は、「スローガン」だったと言えるのか?「公約違反と言うほど大げさなものかどうか」と言えるのか?私には、到底理解できません。努力が水泡に帰すようで残念です。


 構造改革のひずみが、格差となって現れているという現状の認識が非常に甘く、農村、中山間地、医療関係など全てが、リカバリー出来ないほどの問題を抱えたことに、あまりに無頓着だったことへの反省が、今現在ですら、どこにもないようにすら思えます。悔しいです。

 また、今回の選挙は、誠意を持って詫びることから全てを始めなくてはいけなかったのに、その責任を認めないことで、二重に国民の怒りを買ったことがどうして分からないのでしょう。言い訳や弁解は、もういいです。まずは、期待を裏切ったのならば、それを詫びて欲しいのです。

 お互いの揚げ足取りのような誹謗中傷合戦に辟易としていますが、政治家がTVでタレントのように軽く振る舞う姿に、簡単にそれを翻すにもかかわらず、軽々しく美辞麗句や耳障りの良い言葉を発する姿に、言葉を選んで傍観者となって責任から逃れる姿に、もはや、政治への諦めや失望、不信感が蔓延しています。事態は、日々悪化しています。


 ただ、政治を嘲笑するには、国民の命がかかっています。自民党のみならず日本の政治の未曾有の危機です。


 地方議員は、あるいは、政党においては、吹けば飛ぶよな駒として動くのが当たり前かもしれません。しかし、今夏の厳しい判断の根底には、民意との乖離、政治と金の問題、あるいは、責任者の無責任な対応への怒りがありました。そういった問題で地方で当てはまるべきものを徹底的に洗い出し、機先を制して、自民党が改革の狼煙を上げる以外に、地方においても、信頼回復の道はありません。

 逆に、もたもたしていれば、地方でも、他党から壊滅的な打撃を受ける戦略を考える隙を与えてしまい、民意は離れ、我々は二度と再び、再生することなど出来ません。今まで最も避けてきたことを敢えて踏み出して行う以外に、我々の未来はないのです。中央は、中央、地方は地方で、誰かに期待するのではなく、我々は、我々が己でできることをやっていくしかないのです。

 『臥薪嘗胆』を起草する中で、その思いは散りばめましたが、ひたひたと最期の時が近づいているという危機感がなければ、今回は、時が解決することは決してないと確信しています。

 しかし、この未曾有のピンチを改革の未曾有のチャンスに変えましょう!

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