2007年10月20日(土) 【ひたひたと忍び寄る】

 少し肌寒いですが、まさに秋本番で、秋祭りや文化祭や敬老会が重なる時期です。

 本日は、良い意味で跳ねっ返りの自民党の任意団体である青年議員連盟の総会での上洛を考えていましたが、夜の会合が幾つも重なることもあり予定変更。
 半分は、京都の半日往復は、物心両面、および、恥ずかしながら体力的に持たないというのが、理由かもしれません。


 それにしても、来春?の総選挙に備えて、少しずつ陣営の再整備が始まっている感じで、徐々に緊張感も高まってきます。ひたひたと忍び寄るようなストレスですが、今回は、予測不能の戦いになることが必至です。

 構造改革の流れの中で生じた様々な矛盾や格差の是正、なにより改革の総括が、いまだきちんと行われているとは言えず、また、参議院選挙の大敗北は、不信感も含めて、友好団体に少なからずのダメージを与えており、マスコミは、世論操作に爪を研いでいる状況です。
 自民党への逆風は、私は絶対に収まることはないと考えます。

 加えて、政令指定都市の区割り問題や倉敷チボリ公園をめぐる問題も、無関係とは言えず、これらがある種の閉塞感を生むならば、政治の現状打破というムードを大義に変えてしまうかもしれません。

 また、市町村合併後の統一地方選挙の後遺症も、一枚岩にするまでには、なかなか払拭は出来ません。


 私が業界に入ったときには、細川内閣で、自民党は、野党でした。その後、自・社・さきがけの連立政権で、あっというまに政権に返り咲きましたが、あれから十有余年、間違いなく、我が党は、最悪期にいると思います。
 特筆すべきプラス要素がありません。

 対立候補が見えませんが、正直なところ、私は、恐怖感を持っています。総選挙が怖いと思っているのは、これが初めてかもしれません。何と戦うことになるのだろう・・・?

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