2007年5月30日(水) 【政令市への県議会の意思】

 高見藤関の幕下降格から一場所での十両復帰おめでとうございます。良かった良かった。

 午前中から結局3時間にわたり明後日の行財政改革・道州制等特別委員会に備えて、委員長レク。途中激論も。

 個人的には、隠密行動も多く、詳細はお伝えできませんが、とにかく岡山市の政令指定都市化に向けて、方々に連絡し、私自身がなし得ることは、機動的に全て行っているつもりです。
 中核市と違い、要件を満たせば必ず認められるのではなく、最後は、閣議決定まで必要で、政治力を結集しなければ実現しないのが、政令指定都市。ゆえに、ハードルも多いのです。


 昨日、高谷市長が石井知事を訪ねられ、県から市への権限移譲を幹部クラスで協議する「県市連絡会議」の設置を要請されましたが、山陽新聞朝刊によると、『知事は同会議を設ける必要性を認めた上で、6月定例県議会で議会側の政令市に関するスタンスを見極めてから判断する考えを示した。』とのこと。まずは、予測通り。

 こういう時には、あたかも、ネックのように、議会の意思を尊重されてもどうかなぁ?と思いながら、知事が、『4月に改選した県議会の意思を確認』されたいらしいので、『県議会の意思』を作るために奔走しています。これは、重大な仕事です。

 一方で、区割りが選挙に関係するので、岡山市から県議会議員に説明をするように知事が求められたような記述もありますが、議員の誰も、この種の発言はしておらず、関心こそあれ、そのレベルで抵抗したり、表立って議論をしているような、しょぼい県議会議員は、まずいないのではないかと思います。
 知事がこう思われていることに、ちょっとがっくり・・・・。

 私はプライドをかけて、県議会は岡山市の政令指定都市化の推進勢力として、むしろ県・市の両行政の尻を叩くぐらいに持っていきたいと心から思います。
 少なくとも、誇りある岡山県議会が、幾つも幾つもあるハードルのひとつになることがないように、どうあれ、やれるだけのことは全てやります。揶揄されることを許しません。

 あとは、もっともっと議論・協議をし、市民県民の関心をどんどん高め、しっかりとしたビジョンを示すよう、やはりトップの政治家同士で堂々と進めて欲しいもの。
  ともかく私は精一杯の風を送ります。

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