2007年5月22日(火) 【萬代橋のあたり】 | ||
幾つか分かったことのうち比較的大きなことは、まずこのノートパソコンがでかすぎて非常に持ち運びに不向きだということです。
寝るような寝ないような形で珍しい寝台「急行」で、新潟に来ました。政令指定都市というには、駅前のインパクトがありませんが、やはり地域特性を加味して考えないといけないと思います。 その特性は、成功にも失敗にも鍵となります。 基本的には、新潟市は、上越新幹線で終着駅であるように、どん詰まりという感じ、しかし、一方で、州都と叫べないような、関東のような、アルビレックス新潟のホームグラウンドである東北電力ビッグスワンのように、東北であるような、もちろん日本海側の並びで言えば、北陸でもあるような、なんとも微妙な位置にあり、それゆえに、日本海側初の、しかも、北東アジアも見ながら、さらに、田園型の、政令指定都市を目指すことは、論理必然的に共感を呼んだ側面があるように感じました。 もっと言えば、政令指定都市・仙台の台頭への危機感や憧憬もあります。 「泣いてからが強いのが子供のケンカ」ではありませんが、危機感から打破へ向かう、だから強いのかも。 このことは、すなわち、県・市の連携云々を持ち出すまでもなく、県民、市民の潜在的な総意であり、また、市町村合併でも当初から区割りを意識した議論がなされ、紆余曲折ありながらも、結果として、かなり時間的にも精神的にも余裕のあった政令指定都市化の道程を辿ることができたことに繋がります。 地域特性と時間的精神的余裕、本日お邪魔した新潟市、新潟県のそれぞれの担当の方のお話も、それを感じました。逆に言えば、岡山の場合は、平成21年4月1日に向けて時間的余裕のない中で、地域特性(すなわち地域=区の役割分担も加味して)を今一度明確にし、ある意味で畳みかけるような勢いで、一挙に気運を高め、推し進めていく必要があります。 同時に、今回の春の統一地方選挙は、区割りも意識しながら、いかなる政令指定都市を目指すかが争点になるべきだったようにも思います。 もっとも、今さら、そんなことを言っても仕方ありません。岡山は岡山スタイルで完成させれば良いだけのことです。 どちらにせよ、頂いた資料をまとめて、議長への詳細な報告書の提出が必要なので、本日はかような総論だけにとどめます。 各論も、まとまり次第、報告させていだだきます。 今日は、夜まで20度を下がることがない雲一つない青空の一日で、むしろ暑かったです。公共交通に難があるといえばありますが、バス停の間隔が妙に長い市内バスを乗り継ぎ移動しながら、県庁展望台や朱鷺メッセの展望台に上がると、佐渡島も実によく見えました。 ついでに、水島新司氏はじめ多数の漫画家を輩出し、周遊バスのラッピングが「ドカベン」のようなマンガ王国なので、景浦安武がデートの時に、サルに叫ばれた白山公園は、ここかぁ、と感心しておりました。ただ、その「ニホンザル」の檻の中で、おじさんが掃除していて、「ニホンジン」でしたが・・・・。 明日は、新潟商工会議所と新潟自民党県連を訪ねて未明に帰岡致します。 | ||
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