2002年12月10日(火)
【今議会は、ちょっと荒れてます】

 本日無事、15回目の一般質問が終わりました。寒い中、傍聴にお越し頂いた皆様に、心より感謝御礼申し上げます。
 本日は、傍聴席の警察学校の学生の前で、県警本部長答弁を求めることになり、非常に良かったです。

 それにしても、今議会は、道路公団民営化に見られるような超財政難から派生している国対地方の対立が、非常に出てきている議会です。
 地方分権一括法施行から3年目、まともに、岡山「県」という組織体が、「前門の狼(対国)、後門の虎(対市町村)」という状況で、もがいているようで、知事の答弁にも激しい物が目立ちます。

 ちなみに、本州四国連絡橋公団の民営化についての知事提案説明は、下記の通りです。
 『本州四国連絡橋公団の民営化、その債務処理への道路特定財源の投入や通行料金の引き下げと併せて地元自治体の出資期間の延長などを盛り込んだ最終報告が、近日中に道路関係四公団民営化推進委員会からなされる見通しであります。
 本県といたしましては、本四架橋は国家プロジェクトとして建設されたもので、その債務処理は国の責任でなされるべきであると考えており、これまでも県議会の皆様方とともに、その旨関係省等へ申し入れてまいりましたが、引き続き関係府県市とも連携しながら、新たな地方負担を求めないよう、国に対し強く働きかけてまいりたいと存じます。』

 とりわけ、岡山市の政令指定都市化をめぐる動きについて、知事のスタンスを明確にするよう詰め寄るような場面も見られ、個人的には、この問題で、県議会が振れすぎているようにも、感じ始めました。
 結果として、市議会における岡山市長の発言をどう思うか的なことになると、いたずらに、首長同士の対立を助長させることになるのではないか、と非常に不安です。

 少なくとも、この件から、岡山県と岡山市の関係がより一層こじれる事は、県民・市民にとって、たいへんな不幸であり、議会自らの判断は当然すべきでしょうが、知事に試金石を踏ませるのは、酷であるような気もします。

 また、対等・協力関係にある地方自治体同士の関係において、各市町村の動きにどこまで、知事が言及すべきなのか、という問題もあります。

 おそらく、このままでは、市民・県民の理解が及ばない次元での禍根だけが残るような気がして、岡山市選出の議員としては、良好なる関係の調整に主眼を置いた活動に、シフトしたく思います。

 いずれにせよ、今議会は、いつになくおもしろい(?)です。
 間違いなく、国と地方が揺れています。


本日の答弁の概要

1.地方分権について                   [知  事]
 (1)地方分権への感想            (総務)
   ・地方税財源の充実がなく、国と対等協力関係との実感なし。
 (2)県と市町村               (企振)
   ・地域サミット等で努力するも、県と市町村が対等協力関係と
    いう意識は根付いていない。
2.構造改革特区について            (企振) [知  事]
 (1)特区の認識
   ・地方の知恵と工夫の競争。
 (2)提案内容等への感想
   ・提出期間1ヶ月と短し。ある程度評価できるが、必ずしも満足
    できる内容ではない。
 (3)今後の方針
    ・既存のものも追加提案含め検討。
 (4)カジノ
    ・健全な形の経済発展なのか。コンセンサス得られるのか。
     青少年健全育成に問題。他県の提案であり、推移見守る。
     (共産党から野次あり。)
3.岡山市の中心市街地について         (土木) [知  事]
 (1)中心市街地
    ・中心市街地がどこかは、岡山市の問題。基本計画による。
 (2)ザ ハヤシバラ シティ構想
   ・重要な地域。県下全域に波及効果及ぼす。一義的な権限と
    責任を有す組織で検討。街づくりの主体は、中核市である岡
    山市。市の意見を踏まえながら、適切に対応。
 (3)岡山駅の機能強化
4.大学コンソーシアム岡山について       (総務) [総務部長]
 (1)社会人向け大学院講座
    ・前向きに検討。
 (2)ネットワーク大学
    ・研究。
 (3)インターンシッププログラム
    ・拡充。
 (4)大学図書館のコンソーシアム   教育協力
    ・意義がある。図書館協議会に働きかける。
5.爆音暴走族対策について

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