2002年11月26日(火)
【政令指定都市を考える その12 玉野市審査報告書】

 本日は、半日、保護司の第一次研修で、缶詰め。
 法改正もあり、「社会を明るくする運動」など地域と連携した活動もある保護司ですが、基本的には、犯罪や非行に走った者の更生保護、ひいては、社会防衛も目指す、極めて地道な活動であり、社会の矛盾や人生の悲哀が、最も露呈する場面で、その一言が、ある人間の人生を左右する非常に責任の重い「ボランティア」だと思います。

 なかなか、通常は、気付きませんけれど、保護司に限らず、人知れず、地域や、地域に暮らす人々を愛し、守る方が、いらっしゃることで、社会が成り立っている、そういうことに、敏感かつ謙虚でありたいと思います。
 なにも、議員ひとりが、えばってどうのというものではありません。議員が足元にも、及ばないほどの方が、本当にたくさんいらっしゃるのです。

 正直に書いて、果たして、人生経験不足の私が、人格的にも、保護司に足り得る人間なのか、という気がしますが、何年も何年もかけて、相応しい人間になりたいと思います。



 さて、本日、玉野市議会の合併問題研究懇談会小委員会委員長報告が、発表されました。

 紹介されている委員会の委員の意見の多くは、政令指定都市化に、否定的なものばかりで、全体的には、玉野市議会としての方向は、やはり、「時機尚早」で納まった、ということで、同報告をもって、一定の結論が出たと判断して差し支えないと思います。

 もとより、玉野市議会の反対があっては、残念ながら、岡山市との合併、ひいては、70万人での政令指定都市化は難しくなります。


 意見は、「権限委譲に見合うだけの財源移譲に疑問があり、財政基盤の強化にならないばかりか、岡山市の財政状況は危機的な状況にあり、合併後の玉野地域への財政支援策は期待できない。」

 「宇野港の管理は、今後も県が受け持っていくとの県知事発言からも、玉野地域におけるまちづくり事業に曖昧な点が多く、地域経済振興や雇用の面でもデメリットが多い。」

 「岡山市に比べて比較的高い玉野市の福祉や住民サービスの低下の恐れと玉野市民の負担の増大は、行政改革の目的に反するものである。」などなど。

 最後に、意見書は、異例なことですが、下記の付言で、結ばれています。
 「市長が、17年3月の合併に向けて、来年6月を目処に法定合併協議会の設置を目指すとの11月12日の記者会見での発言は、これまでの議会の審議を無視するものであり、このような議会軽視の姿勢は改めるべきだとの意見がありましたことを付言して、合併問題研究懇談会小委員会の報告といたします。」
 これは、玉野市議会からの警告であり、極めて重い意味があります。


 問題は、善後策ですが、岡山市が事務局の研究会、県議会の研究会の意見書発表で、しばらく紛糾した後、事は、統一地方選挙後ということにならざるを得ないと思います。

 いずれにせよ、しきり直しが必要です。

Copyright (c) 2002 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp