2002年9月4日(火) 【やはり、倉岡市?】

 岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の県外調査より帰岡しました。 今回の調査は、兵庫県庁、静岡商工会議所、静岡県庁で、それぞれ2時間に及ぶやりとりがあり、食事中、移動中、全て合併の話と、内容が濃すぎほど濃いものでありました。

 神戸市、静岡市・清水市、浜松市に関して、昔から政令指定都市、合併が決まり政令指定都市を目指す地域、政令指定都市化を念頭に、これから合併を協議する地域、それぞれの状況の調査を行いました。

 明日より、数回に分けて、客観的に知り得た情報を報告させて頂きます。なぜなら、結論を出すのは、行政でも、議員でもなく、市民・県民の皆様おひとりおひとりなのですから。

 今後、広島、福岡・北九州、さいたま、仙台と調査が続きますが、洒落や酔狂ではなく、岡山市、岡山県の未来を左右する調査であると思います。できる限り、皆様にお伝えさせて頂きます。

 そこから、皆様が、どういうご判断をされるか・・・・。


 私は、市町村合併を恋愛結婚に例えました。そして、今、必要なのは、たとえ政令指定都市にならなくても玉野市、灘崎市と合併したいんだ、幸せにします、と伝える、岡山市(行政・市民)の「誠意」である、と申し上げました。

 恋愛ドラマには、それなりのストーリーが必要ですが、結びつくためのエピソードが、どれだけあったか、これからあるか、恋の行方はわかりません。


 ただ、今、個人的には、岡山市の恋愛の王道は、しっかりと倉敷市を見ることではないかな、と思います。お互いが、時には、パートナーとして、時には、ライバルとして、その動向を見てきたのは、意識しあっていたのは、岡山市と倉敷市ではないでしょうか。
 お互いに、いつも気になる奴として。

 気を持たせるんじゃないぞ!「さくら」と「桂木先生」!あと1ヶ月どうひっぱるんだ、NHK!?といった心境です(・・・・・なんのこっちゃ)。

 私は、岡山市民の一人として、岡山市の政令指定都市化を望まないわけではありません。しかし、岡山市が、いつも見てきた倉敷市を意図的に忘れた時に、たとえ、結果として、政令指定都市が生まれても、その真横に、中核市が第2の政令指定都市を目指すことにならないか、新しい混乱、確執が生じないかを危惧します。

 その時点で、憲法問題をクリアして、道州制に移行する前に、岡山県は内部で壊滅するのではないか、そういう恐れすら感じます。


 帰りの新幹線の中で、こんな話が一切出ていなかった昨年の夏前、考えていたことが、再び、ふつふつと蘇ってきました。

 一部再掲致します。
 自分で書いているのですが、こういう考え方もあるのか!!と驚きました。その後、経済同友会から、「ツインシティーズ構想」も発表されましたが、「佐藤真治のこころ」って、やっぱりムチャクチャだなぁ、と思います。


 いずれにせよ、決められるのは、皆様です。
 明日以降も是非ご参考に。



(週刊)佐藤真治のこころ その515     2001年6月25日(月)

【20年後 岡山・倉敷合併構想】

   ・・・・・略・・・・・・

 そもそも、県議会議員に出馬するに当たり、なぜ市議でなく、県議なのか、なぜ自民党なのか、と尋ねられたら、「番場 蛮です!」と答えていたわけですが、本当に県はいらないのではないか、と益々思うようになりました。
 誰もたいして言いはしませんが、市町村合併の当然の帰結として、それが成れば、県がいる道理がありません。少なくとも、調整役としての役割は大きく変わらざるを得ないでしょう。

 例えば、20年後。友紀が二十歳になった頃、私は、56才。もしも、県議をしていれば6期目で、既に議長経験者でしょう。今の仕組みなら。
 その頃の岡山県はどうでしょうか?まだ、石井知事でしょうか?いや、県があるでしょうか?市町村合併、広域合併は、どう進んでいるでしょう?
 あるいは、どんな岡山県の姿を望まれますか?


 個人的には、2つの中核市、岡山市と倉敷市が、相変わらずくだらない張り合いを続けていれば、岡山県は、たいしたものにはなっていないと思います。
 しかし、逆に、中核市岡山市と中核市倉敷市が対等合併し、倉岡市(仮称)という100万都市、政令指定都市が誕生していれば、間違いなく中国地方の雄都、倉岡を中心に、岡山県は、爆発的に伸びていると思います。

 倉岡は、京都、大阪、神戸、広島、北九州、博多と並ぶ、巨大都市。
 南には、コンビナート、水島港を持ち、北には、倉岡空港やマスカット・バレイというIT技術集積地。吉備路、後楽園、チボリ公園、美観地区という大観光ゾーンも持っています。
 自慢ではないですが、ちょっとお洒落。

 交通の結節点として、山陰と四国を結び、関西圏、広島とは、新快速で結ばれます。高速道路も縦横無尽で、まさに陸、海、空の物流拠点。
 そして、2眼レフの支店経済を形成しています。

 市役所所在地は、全国的にも有名な旧倉敷地区。旧岡山地区には、県庁が残りますが、2地区は、新交通システム(ないしは、地下鉄)で、20分の距離です。さらに、大環状線ができていますので、行き来は極めて容易です。

 当然区制ですので、西大寺区、城東区、中央区、岡北区、岡南区、北区、水島区、玉島区、児島区、倉敷区の10区に分かれています。
 市議会議員は、30人もいれば、充分すぎるでしょう。
 簡単な行政サービス、行政手続きは、どこでも受けられるので、支所は、各区にひとつです。
 倉岡周辺には、多くの衛星都市が、点在し、結ばれています。

 倉岡マスカット・スタジアムは、プロ野球チームのファームの本拠地であり、旧岡山地区の操車場跡地にできたサッカー・スタジアムは、Jリーグに所属の「ボッケェ倉岡(?今イチ!)」のメインスタジアムです。
  ・・・・・・
 三木知事以来の100万人都市構想。
 ちょっと再燃させてみたいものです。

 「反対勢力」は、旧岡山、倉敷市議と県議。職員は、解雇されなければ、政治判断には、従わなくてはいけません。

 なってみたいな、倉岡市長。
 政令指定都市なら、県と対等です。


・・・・・略・・・・・



・・・・・・凄いこと書いてるなぁ・・・・。

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