2007年7月2日(月) 【鳥取との距離】

 久方ぶりに平沼先生のお元気なお姿を拝見した瀬戸内海沿岸の笠岡から移動し、犬挟峠越えで、昨日の夕刻5時頃には、時化の日本海を泊港で見て、移動総会に合流。雨の東郷湖を見ながら、皆さんとゆっくり朝食を頂いて、地道で、人形峠を越えて、3時間かけて昼前に帰岡しました。

 今後も逆境が予想される非常に厳しい状況の中で頑張っておられる集まりで、私自身、温泉に浸かって疲れが取れましたという呑気な行程ではなかったのですが、顧問として、2年に一度の会に参加させて頂けたのは、ありがたいことです。
 顧問というのは、肩書きではなく、責任ですから、いったいどんなお手伝いが出来るのかと、悩みも深まりますが。


 さて、参議院選挙モードに再び。もっとも、南下するにしても、ポスター合戦の具合が気になって仕方ありませんでしたが。


 それにしても、中四国州を謳うたうにつけても、倉吉が、岡山方面を向いているという実感が無いのは、国道9号の整備が遅れているからだけでしょうか。県庁所在地同志で、岡山市と鳥取市の遠い感じは、なにから来るのでしょう。
 また、仮に、中国州であれ、原子力に関しては、今まで以上に考えていく必要があります。

 それ以上に、地域格差が言われますが、真庭や鏡野を抜けるにつけても、地域が抱える問題が、政令指定都市・岡山の議論とは、実際の距離以上の隔たりを感じます。
 これを埋めるのは、広域行政を担当する県の役割であるのは間違いありません。

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