2007年6月25日(月)【中四国州は岡山ひとり説?】

 本日は、行財政改革・道州制等特別委員会。今日もまた、10時から開催。次回は、10時30分開催に戻ります。不評?

 特に、付託事件の「道州制に関する調査」は、現段階では、議論が散漫になりがちのため、夢づくりプランで、中四国州を謳うならば、委員会審議に耐えうるだけの中四国州の理論武装となりうる資料の提出を求めています。

 本日は、中四国9県のそれぞれの考え方を整理した資料が示されましたが、足並みは全く揃っておらず、文字通りバラバラ。現行の道州制の議論そのものに前向きでない知事すらおられ、今のところ、残念ながら、やや中四国州の議論が、浮ついている感は否めません。

 一歩間違えると、道州制マニアと言われる石井知事の岡山県の主張は、中四国の拠点、すなわち、州都設置を意図する我田引水なものと、他県からはとられがち。その通りじゃ!と開き直るにしても、もう少し、「納得解」を得るための説明が必要です。
 今のままでは、中四国州は岡山ひとり説になりかねません。

 政令指定都市の議論の中で、私が主張する倉敷との「強固な合併」論が、中四国州の議論と相俟って、リアルな話として展開されるのは、この委員会ならではで、おもしろいです。

Copyright (c) 2007 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp