2003年5月29日(木) 【漠然が明確な不安に】

 北東北広域政策研究会等の調査で、「岡山県政を考える会」として、青森市、盛岡市、個人で、花巻空港から名古屋市を経て帰岡したものの体調が今一つ。
 今回の丸2日の移動は、さすがにこたえています。

 非常に濃い内容の調査になり、まとめに膨大な時間を要することと、いずれにせよ、報告所の提出が必要になることもあり、おって状況を報告させて頂きます。


 端的には、いうまでもなく、平成17年までの市町村合併を粛々と進めながらも、今の段階で、中四国州を前面に打ち出すこともさることながら、まずは、香川県との連携を深めることが肝要でではないか、と感じました。

 具体的には、岡山・香川合併というような話が、現実味を帯びないと、中四国州という話にはならないでしょう。

 知事の中四国州構想、さらには、県消滅に関する発言は、おそらく全国でも、非常に稀有な発言と言えます。


 いずれにせよ、首都移転構想は、おじゃんになる中で、地方にしてみれば、地方交付税の増額が不確定なままに、補助金削減?市町村合併や道州制は、大きくからんできますが、少し分かり難くもあります。

 一方、国民としては、年金カット、消費税15%の話の浮上。介護保険料は、大幅アップ。しかも、進む晩婚化に、希望する出生率の低下で、先は極めて暗いものがあります。

 負債(不足)も、とことん大きくなれば、国は助けるが、中小企業は火の車。SARSは、世界を襲い、さらには、有事法に加えて、北朝鮮に武力攻撃も辞さないという発言も目立ってきました。


 ここに来て、悪い話が、目白押し。普通なら、どこからでも、選挙の争点ができそうなものですが、いろいろありすぎて、だんだん屁ともなくなってきたような感じです。

 しかし、非常にまずいです。総選挙をすべきです。国民として、今、総選挙をして欲しいです。

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