2003年3月6日(木) 【県廃止】

 一般質問も3日目。議員の話題は、それぞれの選挙区事情。派閥の問題も絡んできて、なかなか複雑ですが、私としては、そういう関心を持つ余裕なし。恥ずかしながら自分のことで目いっぱいです。

 それにしても、本当に4年間の間に、地方分権という名の強硬な「巣立ち」が進んでいます。正直に書いて、私は、この国の未来が恐いです。しかし、地方から政治を日本を変えていかないと、日本は終わってしまいます。もはや、国に頼ることは出来ません。


 昨日の自民党の池田議員の質問に応えて知事は、都道府県合併に対する考え方を明らかにされました。

 いわく

 『 国の権限や税財源の大幅な移譲を伴うものであれば、実質的に道州制に近く、また、道州制に至るステップとして視野に入れることも考えられるが、全国での都道府県合併の進展に差が生じ、権限や税財源の移譲に支障が出る可能性なども想定されるところである。

 私としては、全ての広域的自治体が「自立力」を備え、真の分権型社会を早期に実現するためにも、都道府県制度を廃止し、地方自治制度を根本から改革する道州制の導入が望ましいと考えており、今後21世紀にふさわしい新たな広域的自治体の在り方について、国民的議論を展開していく必要があると考えている。」


 ということで、現職知事が、「都道府県制度を廃止すべき」と述べられたのは、大変な発言です。
 その根拠、道州制を伺いたいし、なにより、岡山市の政令指定都市に絡んで、県議会の側から、あれこれ言う間には、「道州制の研究会」を立ち上げるべきだと思います。

 職員同士の研究会の予定はあるようですが、議会側も、中四国サミットが必要です。まずは、四国の議員と接触を持ちたいです。

 青森・秋田・岩手の若い実務レベルの研究会が、北東北3県の一体化の話を進め骨子案をまとめているようですし・・・・・・・・ああ、調査したい。憲法改正の話にもなるでしょう。国にも行かないと・・・・。

 県という組織を根本的に変えてしまう、そのためにも、2期目が欲しいです。

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