2002年7月14日(日) 【州都三次】

 などと考えつつ、青年会議所の地区フォーラムで、広島県は三次市へ。

 三次市は、人口約4万人。広島県の北東部に位置し、中国山地を越えて日本海へ注ぐ「中国太郎」江の川、馬洗川、西城川の3つの川が合流する内陸盆地で、またの名を「水都」とも呼ばれる水の豊かなところで、江の川の鵜飼、「霧の海」は三次の風物詩として有名です。
 私も大好きな、コンパクトにまとまった本当に美しい街です。


 昨年、三次市市長になられた吉岡広小路(ひろこうじ)さんは、42歳で、旧知の元広島県議会議員(自民党)で、大学の先輩にあたります。
 実は、昨年の選挙で、合併で10万人都市「備北市」を目指し、道州制導入後は、この三次市を中国地方の州都にすべく基盤整備を行う、と言われていました。(「その433」参照)

 山陰・山陽の要衝として栄え、JRなら、福塩線と三江線が、高速道路は近々に、中国自動車道と中国横断自動車道尾道・松江線が、ここで交わります。確かに、三次市は中国地方のヘソにあたる非常におもしろい位置にあります。

 首都移転構想ではありませんが、こういった州都構想も、中国、あるいは、中四国で、続々と名乗りを上げ、議論紛々の日も、そう遠くないように思います。

 早うから言うた者の勝ちのわけもないのですが、岡山も、ひつこう言わにゃぁ、いけません。

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