2002年6月13日(木)
【一般質問は、6月18日(火)2番目です。】

 13回連続になる13回目の一般質問の日程が決まりました。一般質問初日の6月18日(火)2番目ですので、午前11時10分に議場に起こし頂ければ、確実に傍聴して頂けます。
 お時間のご都合が宜しければ、是非、ご来場下さいませ。

 今回は、企画振興、商工関係の質問が多く、岡山情報ハイウエイを陳腐化させないための提言、および、産業クラスター、産学官の連携を通した産業振興、中小企業支援について、質問します。

 昨年1年間、我ながら地道に勉強してきたものと、IT秘密勉強会「マスカットバレーを考える会」4回分の成果の発表という感じでしょうか。


 本年の所属が、生活環境保健福祉委員会ですから、いつものNPOや福祉、DV、子育て支援、環境施策等々については、暗黙の了解で、本会議では質問することができませんし、しかも、議場が、ほとんど理解不能な用語を使った質問になることは必至ですが、これもまた、私しかできないできない質問であろうと思います。


 なお、当日は、逢沢代議士の招聘で来岡されているクリス・スタイネガー、カンザス州議会上院議員が、私の質問の傍聴に来られる予定です。
 そういうこともあって、再質問をしなくては、日本の地方議会の名折れになるかも、というプレッシャーが、かかっております。



 さて、本日は、代表質問初日、自民党と民主党の代表質問が行われました。

 ダムについては、「その891」の通りですが、やはり、産業廃棄物処理税の質問が相次ぎました。地方分権一括法施行後の課税自主権に基づいて、条例を持って導入しようとする物ですが、条例施行日に含みが残りました。いかんせんこの景気で、新税を課すことには、やはり、私も抵抗があります。

 ただ、施行日が、施行規則によるならば、結局は、当局の判断で決められるものと思われます。

 産業廃棄物については、岡山県下らの流出1万3000tに対して、他県からの流入が、16万9000t。こうなると、隣接県の制度が密接に関係してくるわけですが、広島、岡山、鳥取との調整は行われているようですが、例えば、兵庫はもちろん、岐阜からも来ているような状況です。

 ちなみに、平成12年度の産廃処理が、117万tで、1tあたり1000円なら、11億円の税収があった計算になりますが、施行後の減少を見込んで、仮に平成15年導入なら、7億円程度の税収ではないかと予測されているようです。

 いずれにせよ、産廃処理税の議論は、今議会の大テーマのひとつです。私も、重複覚悟で、一般質問で、触れる予定です。



 さらに、道州制について、知事から、市町村合併の後、自治能力が向上し規模が拡大したら、新たな地方分権の観点から、当然その議論になる認識が示されました。

 明治から100年以上行政区域に変化がない中で、県域越えた社会生活、新たな行政需要に的確に対応できていない状況で、不可欠の課題であるとのことです。
 都道府県の再編は、国と地方の関係を根本から見直すことになり、地方から分権型社会の形を提案しようとのことです。

 さらに、中四国州については、瀬戸大橋の開通で、生活圏・文化圏で交流活発化。物流生産拠点も拡大しており、一体的ブロックと考えるのが自然であるとのことです。
 四国州なら、北海道より小さな規模で、GDPも小さく、中四国州で、九州と人口と圏内生産額で肩を並べられるとのこと。

 また、地理的条件、拠点性、から岡山が中心となる資格はあるが、中心がどこか様々な考え方があるので、合意できる方向へ、とのことでした。

 ただ、私個人は、この道州制の議論は嫌いではないのですが、市町村合併が、なかなか進まない状況で、この時期に、なぜ敢えて、道州制の議論を持ち出すのかと、ご立腹の向きも少なくないようです。



 ところで、昨日の「当たりや情報」ですが、警察によれば、要注意ナンバーに該当する自動車は、存在しないそうです。また、こういったプライバシーに関わる情報を警察が公開するはずもなく、出所不明です。

 ただし、タクシー業界等では、こういった「当たりや」の存在は認知され、注意もされておられますが、一般の方は、そういうものがあるとご存知ない方も多いので、注意を喚起するという意味では、警察にしてみれば、デマでも、ありがたい側面もある、ようです。

 要するに、ナンバーに関わりなく、そういうこともあるのだ、と、常にご注意下さい、ということです、はい。

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