2012年8月23日(木) 【藻の大量発生と防災対策】

 たいへんに暑いで朝、千両街道で街宣。久方ぶりに、暑さで、ぼーっとなりました。




 今朝、敢えて、浦安の体育館横の相生川で行ったのは、現地調査を兼ねていました。理由は謎なのですが、昨年から、用水に、藻と外来種の赤藻が異常発生。
 環境問題というよりも、特に、長い藻は、除塵機から排水機まで止め、地域に浸水被害が出る恐れも出てきました。

 実は、お盆中の雷雨の際に、そういう事態になり、下手をすると、岡南地区冠水の恐れすらありました。緊急で、地域の方と県民局に出向いたのですが、今日の午後から、具体的な対応を行うことになっていたのです。

 特に、赤藻を児島湖に出さないように配慮しつつ、土地改良区や県民局・市の方々が一体となって、藻やゴミを流しましたが、効果は出ているものの、今日だけでは終わりません。
 数日を要しますが、昨年の台風の避難勧告から、丸一年。防災対策には、気が抜けません
 それにしても、土地改良区の方々の御労苦には、頭が下がります。一方で、除塵機のパワーアップや、藻やゴミのとり方についても、工夫が必要と思われます。
 ところで、相生川というから、ピンとこない方もおられるかもしれませんが、要するに、児島湖手前の西川の最下流域です。
 そういう意味では、環境対策にしても、地域防災にしても、最下流域に、上流域がかなり荷をかけているという防災対策の根本が、どれだけ認識されているか、少し疑問に感じています。
 少なくとも、北区と南区を総合的、体系的に俯瞰する必要があります。
 甲子園も終わりましたが、今宵は、倉敷マスカットスタジアムで、阪神ー中日戦。

 『栄冠は君に輝く』
  http://www.youtube.com/watch?v=a9ycZoatCs0

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