2010年9月22日(水) 【米価下落への緊急対策】

 本日は、高島屋前で、恒例の自民党遊説局の街頭演説。本日は、弁士は、県議3人。

 その後、農林水産委員会では、特に委員会提出予定(発議)の意見書について議論。
 米価の下落が続く中で、今年も豊作が予想され、今後も価格下落の可能性が高い中で、早急な緊急対策を政府に求めるものですが、米価下落の原因のひとつに、戸別所得補償モデル事業があると考えるかどうかの認識が、分かれています。

 自民党は、米価下落と財政支出拡大の持続的連鎖が生じると考え、コメの生産による収益が過剰に期待されることから、農地の貸しはがしや貸し渋りが起こり、加えて、農業農村整備事業予算が、約3分の1に縮減されたことと相俟って、集落営農の促進や農業基盤整備が阻害されている、という認識に立っています。

 結果として、いずれ財政的に破綻した戸別所得補償は打ち切られ、農家は所得の大幅減少に直面し、日本農業が、生産者にとっても消費者にとっても、壊滅的な打撃となることを恐れています。

 そこで、戸別所得補償制度は打ち切り、その財源を麦・大豆などの生産を促進する政策や、集落営農の促進、多様な担い手の育成、コメの過剰在庫解消などの政策に振り向けるべく、政策転換を図るべきだ、というスタンスです。

 米価下落への緊急対策を求めることは一致していますが、議会閉会日には、永田町同様の政策論争が地方でも行われることになります。


 それにしても、詳細は書きませんが、『良いことは小刻みに 悪い事はいっぺんに』という私の人生訓通り、来たな来たなという感じです。選挙がどうのというレベルの話ではなくて、いろんな事が、いっぺんに起きます。
 もっとも、神様は、その人が乗り越えられない試練は決して与えません。全ては、試されています。艱難辛苦を越えたとき、本当に人間は大きくなれるものです。最大のチャンス。
 泣いてから強いのが子どもの喧嘩。

 太田裕美=『九月の雨』
http://www.youtube.com/watch?v=r3BPiQvj_fw&feature=related

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