2010年2月15日(日) 【遅すぎる経済対策】 | ||
昨日の民主党の党大会では、岡山に来られた前原国土交通大臣が、宇高航路についても、高速道路無料化のモデル路線の選定理由にも、一切言及されなかったそうです。
あまりにひどいんじゃないでしょうか。 今朝は朝一で、ファーマーズマーケット・サウスビレッジの前で街宣。傘を差さなくて良い程度の小雨でしたので、ドラは1ぐらい。 山陽自動車道の交通事故の影響で、議員総会に間に合わない議員もチラホラおられました。 今日は、農林水産委員会。 9年連続減が、9年ぶりの増額に修正されて、一般会計6648億6300万円の新年度当初予算案が示されました。岡山市が政令指定都市になったのは、あまり影響していないのは、ちと不思議。 国の緊急経済雇用対策で、2月補正予算を組むことになりますが、農林水産関係では、その2億円の経済対策単県公共事業費が、いきなり、来年度への繰越し。他部にもあると思います。 事務手続き的に、年度内の発注はできないわけですが、中小企業が年度末をどう越えようかと苦しんでいるこの時期に、予算があるのに、執行できない・・・・・・これは、政府の経済対策があまりに遅すぎる証拠です。 政権交代後、直ちに、第一次補正予算の5分の1の3兆円を執行停止にして、先般やっと、その執行停止分をそのまま含めて、二次補正予算を通して、この有様です。 なんで、デフレを誘発してまで、予算を止めたのか、執行を遅らせたのか?意図が分かりません。政権批判はしませんでしたが、本当に残念ですと申し上げました。 また、おかやま農商工連携推進センターの助成対象事業募集について。いわゆる六次産業の推進ですが、新商品の開発や販路開拓等に、最大500万円助成がなされるものの、助成対象者をもう少し拡大すべきではないかを申し上げました。 採算が取れそうなものをかなり厳格に審査、採択しますが、三振があっても、メガヒットを狙うには、柔軟な運用をすべきだと思うのです。たとえ、法人でなくても、若者が、柔軟なベンチャー的発想で支援が得られるイメージです。 昼からは、ファジアーノ議連設立総会を横目に、アイビースクエアで行われた県主催の『道州制と広域連合を考える講演会』へ。 新政権は、道州制に冷たく、幕藩体制のような300諸侯をイメージしているようですが、本日は、大原謙一郎倉敷商工会議所会頭のたいへん示唆に富んだ講演を拝聴させて頂きました。 それにしても、政府の基本法の内容がこれまた不明です。 昨夜の県立児童会館をめぐる会合では、集まられた面子が素晴らしく、児童会館そのものとして存続を要望するかは別にして、熱い議論が交わされ、この「勝負」、必ず勝つという決意を新たにさせて頂きました。 村下孝蔵=『松山行きフェリー』 http://www.youtube.com/watch?v=snD5fSyezM8&feature=related | ||
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