2009年12月18日(金) | ||
【空港駐車場(第1)有料化?】 | ||
たいへんに寒い朝、朝一で、大福の交差点で、街頭演説。時々、自民党の幟が強風で吹き飛びましたが、やりがいがある状況ではありました。今後、雪なんぞ降ったら、実に刺激的だと思います。
一昨日の内輪から差し伸べられた「救いの手」に対して、あくまで暫定税率廃止は公約と総理が考えるのか、日本の評価が落ちてきたCOP15から帰国後の判断でしょうが、いかんせん全てにおいて、結論が遅すぎます。 50年以上やっていた方が、発足3ヶ月の政権に何が言えるのかという点は、確かにありますが、ともかく、どう動いても、まずは公約違反の誹りは、免れないと思います。 参議院選挙を考えても、鳩山内閣自体は、そう長くないのかもしれません。国民を守るためにも、不安の忍耐にも限度があります。 ただ、解散総選挙まで追い込めるかは???さらに、自民党政権復帰のためには、こちらも、かなり思い切った改革案、景気対策案を示さないといけません。 11月定例会は、今日で閉会。 今朝は、駐日大使が知事に表敬訪問されるということで、物々しい警備体制が組まれていました。石井知事に1ヶ月ルールがあるのかどうかは未確認。 それにしても、我々が議論すべき追加の国からの緊急経済対策が全く降りてこない事に、この政権の異常さを感じますが、政権交代の影響を大きく受けた議会になりました。 特に、「悉皆方式による全国学力・学習状況調査の継続を求める意見書」、「保育所の最低基準の維持等に関する意見書」は新政権に対して出すべくして出す要望として、採択されました。 経年調査として、57億円かかるとはいえ、ここで全国学力テストを止めるわけにはいきません。 今後も、毎議会、各部会から意見書案を提出するぐらいの勢いになると思います。 例えば、農林水産部会でも、戸別所得補償制度導入と土地改良事業半減は、バーターになる話であってはいけません。 ともあれ、これらは、政権交代があってこその意見書と言えるかもしれません。 一方で、84億円の収支不足を抱えて、75億円のうち21億円の代物弁済を差っ引いて、県の54億円の債権放棄を赦しての住宅供給公社の解散を決めたことについては、政権交代と関わりなく、県政の大問題です。 共産党の討論のように、吉備高原都市、バブル期以降のグリーンテラス郡や白梅の開発も含めて、原因、責任の総括が、確かにもう少しなされるべきだと思います。 ところで、岡山県行財政改革大綱2008に沿って、歳入確保対策が図られています。 先般は、ネーミングライツで、桃太郎スタジアムは、尾崎商事さんの御厚意で、愛称が、KANKOスタジアムになることが決まりました。 ちなみに、契約期間は、来年3月1日から5年間で、契約金額は、5000万円(年額1000万円)。施設内外に、31カ所ある看板やパンフレットやホームページの記述を変更するというものです。 これに加えて、環境保全、公平性、効率化の観点から、県有施設の駐車場の有料化、使用料の引き上げの話があります。具体的には、2月議会上程で、周知期間を入れて、実施は、来年9月からの予定です。 例えば、懸案の3170台駐められる岡山空港の第1駐車場(281台)は、1時間無料で、100円/h、上限500円/日、県立図書館や総合グラウンドも上限なしで、1時間無料で、100円/h、さらには、後楽園も100円/h、加えて、県庁も167台の外来駐車場について、1時間無料で、100円/h・・・という案が示されています。 また、県立美術館や、後楽園の入園料の値上げの検討にも入ります。 もちろん決定ではなく、県民の皆様の御意見を募っていくことになりますが、空港駐車場などについては、議論が出るかも。 さらに、職員駐車場も有料化、さらには、議員駐車場も有料化の話があります。議員の駐車が、半日1000円でも、500万円ぐらいにはなりそう。 土日無料開放の県庁駐車場ですが、まだ議会駐車場は実施されていませんが、はたして、費用弁償としての出県旅費は、実費ですから理屈からは駐車場代も支給されることになるのか、議員駐車場の有料化には、少し議論が必要です。 なんにせよ、一等地が空き地の時間が多いのは確かに無駄です。さらに、議場や委員会室や議員団室も、オフィスビルでの賃貸なら、この不景気に、議会の感覚がずれていると言われそうな壮大な無駄な出費ではあります。 都心のオフィスに、机をひとつ置くことにかかる経費という観点は、行政には薄いですが、これを地方議会で考えると、県庁舎が手狭で、近隣の民間ビルのフロアを借りるということ自体、議会棟を有効活用できないのかという議論にはなり得ます。 本日午後5時締め切りの参議院候補公募。私は、応募していないままに、時間切れ。正式な候補決定は、年明けになりそうです。 | ||
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