2009年12月15日(火) | ||
【ファーマーズマーケット譲渡】 | ||
寒さに怯み、やや遅れましたが、朝一で、大福で街宣。今後の外環状道路の進捗具合が気になります。
明日は、遊説局の定期街宣ですから、ちょっとほっとします。続けていれば、いつかチャンスも来るでしょう。いつか分からんけど。 本日は、農林水産委員会。 財政構造改革プランで廃止(民間への譲渡)との方針が示されたファーマーズマーケットについて、サウスビレッジ、ノースビレッジそれぞれに、岡山市と勝央町が、譲渡を受けて下さることの報告がありました。 サウスビレッジについては、まだ約2億6000万円、ノースビレッジについては、約1億7300万円の県債の償還が残っており、これは引き続き県が行うこと、さらに、譲渡前に施設の修繕及び一部撤去を行い、無償で譲渡するというのが、市側の条件。 平成22年3月31日をもって県施設としては廃止し、譲渡を受けた後、10年間は、公共施設として運営することが、県の条件。 灘崎地区の核施設として、今後の協議の中で、支援をお願いしました。 整備費用がサウスは、約97億円、ノースは、約64億円ですが、もう少しで、全てが水泡に帰し、倉敷チボリ公園同様廃止になるところでしたから、両市には、足を向けて寝られません。 一方で、僅か開園12年で、県施設として廃止になったことの責任は県にあります。部長もお詫びの答弁。 私が議員になったときには、バブル期に計画された多くの施設があったわけですが、今まさに戦後処理だけをしているような淋しく辛い気持ちになります。でも、本当に知恵を出し切るチャンスがなかったのかなぁ・・・? 少なくとも、これから両ファーマーズマーケットは、県の手を離れてチャンスが来たと考えるべきです。 また、地域の方々のご尽力があって、これまた今年度末で廃止とされていた龍ノ口グリーンシャワー公園についても、地域主体の管理運営組織の手で、今後も守られることになりました。 操山の里山センターがあり、市が受けて下さらなかったという以前に、一方的に、県が公の施設の見直しで廃止とした、そのそもそも論から問題があったのではないかと申し上げました。 ともあれ、公の施設同様、従来通り、今後案内表示などを残して行くことをお願いしました。 その他、『岡山21世紀森林・林業ビジョン(案)』について。 問題は、間伐後の未利用材が、8割近く林地残材として、残念ながら放置せざるえない状況だと思います。いかに乾燥させるか、木質バイオマスとして利用促進できるか、その総合対策が必要ではないかと申し上げましたが、CO2の25%削減の方針は、林業施策にどのように反映されるのかしら。 午後からは、この頃話題の試験研究機関ですが、岡山県生物科学総合研究所を特に、委員会で調査活動。 試験研究機関の見直しは、事業仕分けを待つまでもなく、岡山県でも行われていますが、頭を抱えている吉備高原都市の住宅分譲地を横目に、これまたバブリーな豪奢な建造物である生物科学研究所は、今年度から、試験研究費が半額にカット。 農林部の所管ですが、農業試験センターと比べれば、基礎研究、基盤研究を行っており、流動研究員の採用など、企業や他研究機関との連携も、強く図ろうとしています。 直の研究機関としては、その枠内で最大限の努力をしています。 いわゆる特許で、県に収入が入ったり、岡山県の名を天下に轟かせるという夢があり、一概に、費用対効果でこうした試験研究機関を測ることは、やはりできません。 ある意味、最も事業仕分けに向かない事業と言えます。 とりわけ、文科省からの金も入れて、試験用の設備も整っており、若い研究者にもチャンスがあるという意味では、地方の試験研究機関としても出色です。 吉備高原都市が、筑波学園都市のようになっておれば、あらゆる評価が大いに違っていたのでしょうが、ともかく、少し下界よりも寒い岡山県のど真ん中から、世間を唸らせる良い研究成果が出ること、それで、解決することも多いのです。チャンスです。 研究員の皆様には、本当に頑張って頂きたいものです。 本日も、忘年会のはしご。 昨夜は、鍋としゃぶしゃぶのはしごでアホ食いをして、この寒さ。腰痛の危険あり。今日こそ、自重せねば・・・。 ピンチこそチャンス。さだまさし=『チャンス』 http://www.youtube.com/watch?v=njx91hmUQro | ||
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