2009年10月15日(木) 【地方多数党として】

 気持ちよい秋の朝、30号藤田で街宣。通勤の車は、玉野市の方の方が多い気がしないでもないですが・・・。
 それにしても、実りの秋を迎えました。秋です。

 農家戸別所得保障制度にしても、子ども手当にしても、どうも地方の負担が、かなりあるようです。事務的な手間もさることながら、いったい地方のどこに財源があるのかしら?交付金の増額は、そのためでしょうか?それでは、分権の主旨とは別物です。

 地方は、自民党が多数党ですから、地方と中央がねじれている現状で、個人的には、こうした予算が、地方議会で易々と通るとは、とても思えません。
 とりわけ、地方無視の中央集権政権に対して、地方の自民党のみならず、おいおい自治体の首長も、危機感を募らせてくるのではないかしら?特に、岡山県は、財政危機宣言中です。掘っても何も出てきません。

 少なくとも、今年度中に、経済対策として、旧政権が進めようとした「子ども応援手当」については、実施の準備に動いている地方自治体もあり、来年度の「子ども手当」の財源にするから中止と言われても、非常に困る物があるはず。
 都会的な新政権は、意外に、地方を敵に回すかも・・・。


 本日は、農林水産委員会。戸別所得保障制度導入で、県がすべき覚悟について問いましたが、箝口令が敷かれて、新聞報道以上の情報が、県にも入っていないのが実態。
 あと半年で、政策の大転換が、本当にスムーズにできるのでしょうか。マニフェストの達成は必要ですが、マニフェストが、不磨の大典、金科玉条となっては、手段と目的があべこべのマニフェスト原理主義とでも言いたくなります。

 午後には、議員団総会。党再生の議論も。
 大きなことは出来ませんが、ともかく私は、幟を立てて、辻立ちを続けます。野党と言うよりも、地方多数党として。

 頂戴した桃太郎ぶどうは、今年も美味いです。
 やっぱり秋だなぁ、と、わけもなく『秋の気配』。
http://www.youtube.com/watch?v=csjsL9lRjmQ&feature=related

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