2009年7月15日(水) 【耕作放棄地解消】

 本日は、朝一で、岡山市選出の県議会議員などで、市長選挙の推薦問題について協議。

 現職はもちろん、全部で3陣営から自民党への推薦依頼があり、個人的には、前回自公で推した現職が出馬されるからには、推薦を拒否する方が、むしろ理由が難しいと、端から思っているのですが、なぜかここまでこじれています。
 一方、市議会議員補欠選挙の自民党推薦は、すんなりと一人にという意見がまとまりました。
 ただ、この期に及んで自民党推薦が、本当に選挙に有利なのかどうかは、分からないです。

 その後、議員総会で、状況は報告されましたが、18日の総務選対会議で結論が出ます。この問題の本質は、非常に根が深いところがありますが、普通の道理に普通に沿う方が良いです。


 本日は、農林水産委員会。

 県政の中期5カ年計画である『新おかやま夢づくりプラン』は、中間年であり、なにより、行財政構造改革を受けて改訂するということで、新しい夢づくり指標や数値目標案が示されました。

 中期計画は議会の議決事項ですから、連帯保証の判をつくにしても、私が問うたのは、新しい目標として、平成23年度までに、耕作放棄地3900haを0haに、また、県内食糧自給率(カロリーベース)で、37%を43%にするという数値目標が、本当に実現可能なものなのか?ということです。

 耕作放棄地の解消は、国策で、補正予算でも、基金が下りてきているとは言え、県内の耕作放棄地を3年で無くすというのは、本当に夢なのでは・・・。
 耕作放棄地の解消と食糧自給率の連関について問うたところ、1000haを農地に戻せば、県内自給率が、2%上がるそうな。
 それでも、どういう手法、予算で、一挙に0にするのだろう??

 バイオエネルギーの活用も含めて、行程表を示して貰わないと実現が難しいマニフェストでは困ります。最も、その意気や良しで、最後は、ともに頑張りましょう!という、応援演説みたいになっちゃいましたが。


 さらに、公の施設の見直しについて、21年度末までに公募により民間譲渡(応募がなければ廃止)の方針のファーマーズ・マーケットサウスビレッジについては、岡山市との協議が内々に進んでいます。

 ただ、現段階では、公的には、「地元から施設の存続について要望があり、岡山市とどのような利用及び運営形態があるか、その可能性について研究している」ということです。

 それにしても、農林水産委員会は、特に視察(現地調査)が多い委員会ですから、ここから選挙日程との兼ね合いでは、たいへんなことも出てくるかもしれません。
 ただ、あくまで公務優先というのは不文律です。


 さらに、本日は、自民党岡山県第一選挙区支部および逢沢一郎後援会 合同拡大選対会議 事務所開き。
 いよいよ始まりました。

 今、ある通常総会の懇親会が始まっていることを失念していたのが分かりました。ま、まずい・・・。

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