2009年5月14日(木) 【鉄分を含むユスリカ】

 朝一で、地域の方や県庁担当職員の方々と笹ヶ瀬川の河口、児島湖の現地調査。その3249【笹ヶ瀬川のゲジゲジ】に関してのものですが、ともあれ、秋口の児島湖流域清掃大作戦などで、笹ヶ瀬川の堤防内も、清掃を考えて行く方向になりました。
 ひとつの成果ではあります。

 個人的には、遠足などで、子ども達には、ゴミだらけのこういう現場を観て貰いたいのですが、割れたガラス瓶なども散乱しているため、本来は、素人の清掃が危ない様な状態でもあります。
 それでも、見たら間違いなく、唖然として、マナーを考える様になること請け合いです。

 一方で、漁協の方は、比較的、水自体は綺麗で、魚類も豊富であり、多少の濁りがあるので、カワウの漁業被害から免れている側面もあるという御認識で、もとより、県では行い難いのですが、河口部の浚渫については、河川敷の清掃とは、別の次元で考えるべきで、現実的でない面もあるのかなと思いました。
 なかなか軽々に物事を考えてはいけないと痛感しました。

 ちなみに、この時期、刺すわけではないのですが、ユスリカが大量発生しています。ところで、潰した時のネバネバは、鉄分を含むそうで、駆除もさることながら、生物由来の鉄を有効活用する道はないか模索されているようです。

 午後には、会葬など。今日も、麦畑が美しく広がっています。

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