2008年2月22日(金)
【行く川のながれは絶えずして】

 本当は、悪意や意図があって接してくる人がいますが、それでも、「ちりとてちん」の若狭は、最後は、優しさで包み込むに違いない、そう信じつつ、総社と倉敷と岡山の境の地へ。

 ぽかぽか陽気で、80歳を超える矍鑠とした大先輩に、あちこちとお連れ頂きました。地域の歴史や農業のことを伺いと本当に楽しゅうございました。この地域は、高梁川水系になります。

 午後には、吉備路の古墳が気になったので、岡山古代吉備文化財センターに。

 夕刻まで、旭川水系の用水の最下流域のご要望があり、県民局で、農業用水についてのレクチャーをして頂きました。
 県営かんがい排水事業児島湖周辺や国営児島湖周辺農業水利事業について伺うにつけ、巨大な農業用水池としての児島湖の意味、大きな河川から毛細血管のように流れる農業用水さらには、排水の意味を再認識しました。

 農業用水の大幹線・西川の水が増えたら、あぁ田植えが始まったんだなぁ、と感じる感性が鈍かったことに、深く恥じています。
 道路の流れ以前に、水の流れが分からないと、そもそも政治が分かっていないのではないかと、改めて思いました。

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